2023・台湾 ★☆☆☆☆(1.2)
監督:リャオ・シーハン
出演:チャン・ティンフ リー・シンウェン ウー・イーロン
「縄の呪い2」の続編。
監督も引き続き、リャオ・シーハン。
今日ももう1本見たが、これは以前見た事がある奴で、ラストシーンで思い出した。ドテッ。
で、絶対見ていない本作を…。大好物だが…。Netflix。
退魔師の一家に生まれたグアンユー。
才能も有り、周りから見れば素晴らしい跡継ぎだと言われるが、父親は反対。
鬼月の為に誰もなり手が居ないイベントに呼ばれて、完璧な舞台をこなしたと思いきや
ラストにパルクールをアレンジし、動画配信に…。親友のグイは撮影係。
だが、伝統劇の鐘馗は鐘馗の源で演技であっても邪気を払う力がある。
足の動きすら決まっているのに、でたらめに動き回り、挙句鐘馗様の怒りを買う事に。
一緒に舞台に出ていた女性はお祓いをして貰う事態に…。
神の存在を信じる事の出来ないグアンユーにとっては、金儲けの手段であって
金が貯まったら家を出ると宣言する。
だがある日、不気味なホテルのバイトの手伝いで訪れた事から、
恐ろしい怪奇現象に巻き込まれる事になるのだった…。
<日本語字幕が無いけれど雰囲気だけは楽しめる?>
「縄の呪い2」の続編。
2で出てきたジアミンが、今では立派な道士となっているし、活躍の場面もある。
そのジアミンを道士として育てたフオの家族の話が中心となっているのだが。
子供の頃は父親のフオを尊敬し、憧れの的で暇さえあれば父の真似をするグアンユー。
だが、その尊敬する父親も道士を辞め、グアンユーも家を出ると言う事態に陥らせた事故。
父親が道士の仕事中に妹が川に流されて溺死したせい。
父親もグアンユーも妹が死んだのは自分のせいだと、今も後悔し自分を責め続けている。
父親との関係もギクシャクし、残された家族だと言うのに喧嘩ばかり。
でも、父親もグアンユーを道士にするつもりは無いのだが、演技であっても鐘馗を
演じる時は慎重に慎重を重ねよと口うるさく言う。
それは演技であっても邪気を払う事が力がある神聖なものだから…。
演技中に本名を呼ばれて返事をしてはいけない。
演技だと言うのがバレて、即死した演者も居たと言う…。
だが、グアンユーは聞き耳を持たずに金が貯まったら家を出る事しか頭にない。
グイがバイトに行っている不気味なホテルから、用事があるので早く来いと電話があり
グアンユーも一緒に行く事に…。
何と、ホテルの部屋で首つり自殺があったのだった…。
ホテルのオーナーも軽く考えて、グイに清めの水をまけと…、後はお札を貼るだけでと。
グアンユーには清掃とシーツの取り合えを命じるのだが…。
グイを始めとする、死者が次々と出始める。其れは、一体なぜ。
グアンユーのフザケタ事が原因なのだろうか?
グアンユーの家族の出来事だけでなく、ホテルでの事も…。
一寸欲張り過ぎて、話が散漫でその上可笑しな方向に。
グアンユーの一大事を嗅ぎ取った父親は、意を決して鐘馗に扮して…。
けれども、ジアミンでさえ結界を貼るのがやっとの状態…。
まぁまぁ、前半は面白かったですがね。
しかし、続ける気満々な様子。
エンドロールの時にメイキングを見せてくれるのは嬉しかったが。
兎に角「1」はどうなってるのか?
それには詳しい事を教えてくれているのか?
首吊り自殺が出た所で、2との関係が出て来るのだが…。
怖さは殆どないですが、多少不気味かな?アジア作品特有のじっとり感もあるけどね。
風呂敷広げ過ぎじゃなかろうか?って言うのが私の感想。
そう言う意味では2の方が断然面白いし、興味深かったけど。
まぁ、Netflixは見放題オンリーなので、時間が許せば見れば?って感じかな。
4があれば、私は又見てしまうんだろうなぁ~。
←このバナーより、どうか一つ、ポチッとなをくれなきゃ裏飯屋だゾウ
にほんブログ村