ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                 

2018・中国・仏     ★★★☆☆(3.5)

                   

監督:ビー・ガン

出演:タン・ウェイ  ホアン・ジュエ  シルヴィア・チャン  チェン・ヨンゾン  リー・ホンチー

                       

                        

「凱里ブルース」で長編デビューを飾ったビー・ガン監督によるヒューマンドラマ。

                      

久しぶりに故郷に戻った主人公が、現実・過去の記憶・夢が混在する世界に踏み込む。

                       

主人公をホアン・ジュエが演じるほか、タン・ウェイ、監督としても活動している

シルヴィア・チャンらが共演した。 (シネマトゥデイより抜粋)

                    

                  

                      

ブタ

ほほほ、宣言通り監督の2作目の作品をば見た。 本当は心は他の作品に傾いていたけれど

「今見ないで、何時見るねん!」と考えたら、やっぱ見ておかねばと…。  Netflixです。

(本作もレンタルは11月過ぎからです)

                               

                        

父の死をきっかけに、何年も距離を置いていた故郷の凱里へ戻ったルオ・ホンウ。

 

久々に戻った故郷は、彼に幼馴染である白猫の死を思い起こす…。

と、同時に、ルオの心をずっと捉えて離れる事のなかった、ある女性のイメージが付きまとう。

 

                     

彼女は、香港の有名女優であるワン・ チーウェンと同じ名前だと彼に告げた。

                          

                            

彼女の面影を追い、ルオは現実と記憶と夢が交わるミステリアスな旅に出るのだったが…。

 

                        

本当は、殆ど書きあげていたのだが、此処までしか保存しておらずに…、後は全部消えた。

(その事は後で言い訳しやす…)

                         

何と言っても本作の売りは、後半に突然始まる3Dのワンシークエンスショットが入る。

そう言う演出で、物語の中盤で主人公が映画館に入り、現実と記憶と夢が交錯する世界に

入り込むと同時に、観客も3Dメガネを装着し、その世界を追体験することができる。

(この時主人公も3D眼鏡をかけるのだが、勿論配信で見た私は2Dで見る事に)

                 

この3D部分がワンシークエンスショットで60分の長回し…。 (長回しがお好きみたい)

                           

                     

そして監督の真骨頂である、「夢」なのか?「幻」なのか?「現実」なのか? 訳分らん世界へと。

泣きながらリンゴを食べるのも印象的だが、リンゴの芯も喰らっちゃうのにも衝撃を…。

                                

デヴュー作よりも、色味的には鮮やかで美しく思うけれど、それ故に「難解さ」が増している様な。

デヴュー作も確かに、「なんじゃこれ?」な部分はあるけれども、其れなりに見ている側が

意味づけ出来るように感じたが…。 

              

いやぁ~本作は、「摩訶不思議」とは又違う、「夢の中を彷徨っている様な」感じにも。

                     

<前作の主役の監督のリアル叔父さんも出演しておる> 

↑この叔父さんは、前作の主人公同様に服役した過去があり、監督の憧れの叔父さんだそう。

                    

という事で、前作との繋がりも有りそうで、なさそうな。 (本作では主人公が凱里に帰って来る)

<因みに、監督も「凱里」が故郷なんだそう。  思い入れのある場所なんかな?>

                        

                     

夢か幻か、なんか分からんのにプラス、何の脈絡も無いモノも挟み込まれたり、流れたり…。

(唐突に中島みゆき氏の「アザミ嬢のララバイ」が流れて目が覚めた。 ヲイ!)

             

ガラスケースに何か入っている? 流木かと思ったら、頭をあげて威嚇する「コブラ」だった…。

(思わず苦笑いするけど、全く意味は分からん)

                                 

<↑この女性とも良い感じになるのか?と思いきや、髪をムンズと掴んでタバコの火を貸したり>

(飴と鞭のテクニックか? 単なる乱暴な奴なのか?)

                           

                                                      

中国映画は「検閲」が物凄くうるさいらしいが、本作は全くの修正なしで通過したそう。

                   

監督曰く、「もしかしたら審査の人も、多くの観客達と同じ様に、観ても良く分からなかったから

修正とか無しで通ったのかもしれませんよ(笑)」と…。

                       

2作品を見ただけで言うのもアレなのだが、監督作品のキーワードは「時計」なのかな。

まぁ、「時間」とか「時」等を表しているのだろうけれど。

                   

            

流石に本作では、「詩」自体は出て来なかったけれど、詩的な印象的な台詞は多かったな。

「時計は永遠だから」  「花火は儚いものだ」 等々…。 あの主人公が言う…。

                      

監督のインタヴューでの「人が難解と感じても、自分にとっては難解ではない」と言うのに

苦笑してしまった。  「そら、作ったあんさんが分からんかったら、どうしますねん?」だろうけれど。

                   

             

益々、難解さが増した様に思われるけれど、著名な監督達からも絶賛されておる

若干32歳の「ビー・ガン」監督は、「ドラン」監督と同い年って…。  偶然なんかな?

                     

次回作が待ち遠しいとかは、思わないけれど。  何故か気になって観ずにはいられない。

全然理解も出来ないし、お約束の様に別世界へも行ってしまうが、何ともそれが心地良い。

(褒めておるのか? 私…)

                       

               

まぁ、ドキュメンタリー作品みたいに、貴方様はどうも興味が湧かないようですが、

監督の名前は、記憶の隅にでも置いておいて損はないかと…、思う次第で御座います。

                    

                 

              

コスモス                            

そして、又してもお騒がせ致しました。  PC自体に問題があった訳ではなく、「マウス」の左側が

お亡くなりになりました。  もうね、スクロール出来ないし、どうするねん状態で、思わず「半泣き」。

                 

何処かに線付きの「マウス」もあった筈と探したけれど、捨てたみたい…。

スマホで検索したら、別のPCで試してみて…。  いや、1人暮らしなのでないっす。

男前が居たら、PC貸してとか、動かんねんとか言えたけど…。 しかも真夜中だから…。

                  

でぇ~、なんかイマイチ眠れずに、眠い目をこすりながら家電量販店へ行って、「マウス」を購入。

「カチカチ」言わない、寡黙な奴が今回の相棒となりました。

                        

<イメージ画像…。 がっははは。何言うてんねん>

                        

                

こんな私で御座います。 どうか皆様、益々のご愛顧を…。

明日は何を見ようかな?と、悩む乙女。

              

                  

 

                           

 

 

 

 

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