2018・韓国 ★★☆☆☆(2.8)
監督:キム・ジウン
出演:カン・ドンウォン ハン・ヒョンジュ チョン・ウソン キム・ムヨル ハン・イェリ
押井守原作・脚本のアニメ「人狼 JIN-ROH」を韓国で実写映画化し、舞台を南北統一された
近未来の朝鮮半島に置き換えて描いたSFアクション。
キム・ジウン監督がメガホンをとり、カン・ドンウォン、ハン・ヒョジュ、チョン・ウソンらが出演する。
(映画.comより抜粋)
これだけのヨダレモノのキャストだと言うのに、未公開で「Netflix」で、やっと見る事が出来た。
noriさん、お待たせ致しました。
2029年、南北が統一された朝鮮半島。
統一に反対する完全武装の過激派テロ集団「セクト」に手を焼いた警察機構は、パワードスーツで
身を固めた機動隊「特機隊」を新たに編成する。
ある日、特機隊のエリート隊員イムの目の前で、セクトのメンバーである少女が自爆してしまう。
イムは現場で発見された少女の遺品を、彼女の姉のもとへ届けに行くのだったが…。
オリジナルの原作者の押井氏は、↑このスーツと赤い光る眼の出来具合をめっさ褒めておりました。
オリジナルの方はアニメなんですが、見た気もするのですが、記憶が定かでは有りません。
でも、押井氏が褒める様に、実写版の方も、本当に良く出来ています。
実はこのスーツ、普通に着るだけで30㎏。 付属品を付けると40㎏になるそうです。
主役のドンちゃんは、スーツを着て地下道を歩くだけでも、メッサ疲れてさっさと歩けず、
慣れるのに1週間かかったそうですが、慣れたら今度は「走れ」と言われ、最終的には
アクションまで…、って大変だったそうです。
ストーリー的には、オリジナルと少々異なる部分も。
南北統一に反対するデモ市民と警官隊、そこに赤ずきんと呼ばれる少女の運び屋が
爆弾を運んできて、群衆に交じったテロリスト集団「セクト」のメンバーに渡す。
この運び屋の少女が「赤ずきん」と呼ばれる所から、民話の「赤ずきんちゃん」の話になぞられる。
その赤ずきんの少女が、運んでいる途中に地下道で、自爆してしまう。
その少女の遺品を届けに行くのが、少女の自爆を目の前で見たイム。
けれども、そのイムは過去のトラウマを抱えて今も戦っている兵士。
実は、命令に従い追い詰めたテロリスト集団を一斉射撃で撃ち殺した後、気付くと全てが
少女だったのだ。 幾ら命令に従ったとは言え、何の抵抗も出来ない少女達を皆殺しにしたイム。
そして、自爆した少女の姉に会う事が出来たイムは、何度か無断で抜け出し彼女を密会する。
↑此処でのアクションは、凄かったよん。 ダイ・ハードも真っ青でした。
兎に角台詞が少なくて、しかもイムが、口下手なのか、隊を辞めて彼女と逃げるのか?
何か腹に一物持っているのだろうとは思うけれど、イマイチポーカーフェイスなので、イムの
気持ちが分からないの。
そんなイムの上司役の大好きな「チョン・ウソン」氏。
其処まで派手な、アクションや活躍シーンは無いんやって思ったら…。
適材適所で、かなり美味しい役でしたが…。 まぁ、カッチョヨイとは思いませんでしたね。
↑こういう、見せ場シーンが結構あるのに、なんかねぇ~夢中になれない。
家で見ているからかな? いや、そうじゃないと思うなぁ~。
正直、139分の作品ですが、3時間ぐらいの気がして「長いのう~」と家なので、思わず出てしまった。
ドンちゃんが切ない感じを出しているのだけれど、もうちょっとドラマ性が多めにあったらなぁ~。
ラストとかは、泣かせるんだけどな。
韓国でも其処までヒットしなかったそうで、早い目にNetflixに売っちゃったらしく、未公開作品と
なったようです。
地下道のシーンが多くて、ホボホボ画面が暗いし、ストーリーも暗いし、爆破シーンも多いのに
「なんか地味」って印象だったですわ。
でも、ドンちゃんファンなら、結構グッとくるやも。 私もイムだけの話なら、其処まで嫌いではないけど。
こんな感じでnoriさん許しておくれ。
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