SBIホールディングス代表取締役会長兼社長兼CEO、
「人間の真の値打ちは、その人がどこまで『人のお世話』
森信三先生は、そのように述べておられます。
私も全くその通りだと思っています。
人間はこの世に生まれた人間としての役割、他の動物にはない「
これは人間には人間としての生き方や役割があるということで、
天は人間を自分の分身だとしていると言っても過言でなく、
人間は、死すべきものとしてこの世に生まれています。
それゆえこの世に生ある間、
その仕事とは言うまでもなく、己の私利私欲のためではありません
人間は基本的に今この時代、
『日に新たに』経済界
安岡正篤師は「世話役」についてこう述べている。
『なるべく人の世話役を心がけよ。
そして、報を望むな。
求むるな。』
世話役を何度もやったことがある人と、
人格的に、練れているか、人を包み込む魅力があるかどうか。
明るくて、前向きで、気遣いがあるかどうか。
企画力や発想力、継続力や忍耐力、まとめ力があるかどうか。
そして、ただひたすら、人を喜ばせる気持ちがあるかどうか。
たとえば、ちょっとした食事会の世話役にしても、会場の選定、
メンバーにしても、誰と誰は合わないとか、
会場も、
急な欠席もあるし、逆に増える場合もある。
また、食事会の目的が誕生会なら、
つまり、飲食店を頻繁に使っていないと、無理を頼めない。
そして、それらもろもろを企画の段階から、
要するに、隅々まで気遣いができるかどうか、だ。
世話役には、食事会や飲み会だけでなく、勉強会、講演会、
いずれも、世話役というまとめ役がいなければ会は成り立たない。
この世話役の経験がない人は、いつもお客の立場で、
つまり、人をまとめる力がなく、
それは、「下座行」のできない人でもある。
下座行とは、人より一歩も二歩も低い立場に身を置きながら、
謙虚さのかけらもない、威張っている人や、傲慢(ごうまん)
世話役はやればやるほど人脈は増える。
情報が自分に一番多く集まるからだ。
面倒で報いの少ない役だが…
人のお世話を淡々とできる人でありたい。
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