ディスカヴァー・トゥエンティワン社長、干場弓子氏の心に響く言葉より…

 

 

いつからだろう?

 

キャリアプランという言葉が出てきたのは?

 

ある程度の年齢に達した人ならともかく、若い人の口から聞くと、なんか違うんじゃないかなと思ってしまう言葉だ。

 

もちろん、キャリアのプランを立てること自体は悪いことじゃない。

 

 

そもそも、転職や、勤めていた会社の倒産や、中国の会社に買収されることや、それでもって人員整理の対象になる可能性もゼロではないことをあらかじめ予想(というか、覚悟というか)しておくのと、していないのとでは、そうなったあとのキャリアは、かなり違ったものになるだろうから。

 

この先、転職するにせよ、しないにせよ(なにしろ人生100年時代、しない人というのは、これからはかなり少数派になるとは思いますれど)、人生の転機で、いちいちゼロベースから再出発するよりは、それまでやってきたことが生きる形で、次につなげていけたほうがいい。

 

つながるような技能を、意識して身につけていったほうがいい。

 

それは言うまでもない。

 

 

問題は、この先、どういう技能が重宝されるのか、あるいは、最低限必要なのか、じつはよくわからないことだ。

 

ここ10年のネットの発展を見れば、あるいは、ここ5年の中国の進歩を見れば、あるいは、ここ3年のAIの進化を見れば、これまでの延長線上で、将来に備えるなんてことがまったくもって無意味だということだけはわかる。

 

今起こっていることのほとんどすべては、30年前にもある程度、予想されていたことではある。

 

ただ、こんなに早くそれが訪れるとは、ほとんどの人が予想していなかったんじゃないだろうか。

 

ことにこの10年、インターネットとAI技術の進歩スピードは加速度的に速まっている。

 

AIに置き換えられる「技能」の範囲が格段に広がっている。

 

 

そんな状況下で、今、立てたキャリアプランは、はたしていつまで有効なのか?

 

だいたい、そうでなくても、「今」立てているプランは、「今」の自分をベースにしたものだ。

 

「今」の自分に見えている世界をベースにしたものだ。

 

 

しかし、世界は、今、自分に見えている、それだけのものか?

 

あなたの未来は、今、あなたに見えている、それだけのものか?

 

あなたの可能性を、あなたが今思っている範囲にとどめていいのか?

 

 

というのも、キャリアプランにこだわりすぎて、それから外れてしまう仕事を進んでやりたがらない若い人たちというのと実際、出会ってきたからだ。

 

いずれにしろ、ひょっとしたら、自分には想像すらできなかった世界への入り口だったかもしれないのに、自ら塞(ふさ)いでしまうのだ。

 

そうやって、たかだか20数年、ほとんど子どもとして過ごしただけの自分に見えていたにすぎない世界に、自分を閉じ込めてしまうのだ。

 

すなわち、キャリアプランの最大の問題は、自分の可能性を、今の自分に限定してしまうことにある。

 

 

楽しくなければ仕事じゃない: 「今やっていること」がどんどん「好きで得意」になる働き方の教科書』東洋経済新報社

 

 

 

千場弓子氏の会社、ディスカヴァー・トゥエンティワンのバリューは「視点を変える。明日を変える」だという。

 

そして日頃、「若者を不幸にする言葉」として挙げているものが、「キャリアプラン」「ロールモデル」「ワークライフバランス」「好きを仕事にする」「夢をかなえる」「嫌われてはいけない」「リーダーシップ」等々だ。

 

たとえば、「ロールモデル」がいないことは、チャンスにはなっても、言い訳にはならない。

 

誰からでも学べるし、何からでも学べる。

 

 

また、「ワークライフバランス」は、これ自体、悪いことじゃない。

 

もちろん、残業をしろと言っている訳ではないが、熱くなったり夢中になってのめり込まなかったら、人生の大半の時間を占める仕事は面白くないし、楽しくない。

 

恋も仕事も、「好き」と「情熱」で出来上がっている。

 

結果も大事だけれど、そのプロセス自体も楽しい。

 

だから、「ほどほどにセーブして」だなんて言わないでほしい。

 

 

また、「夢をかなえる」についても、滔々(とうとう)と語れるような夢を持っていなくても、やるべきことを楽しく頑張っていれば、それなりにビジョンは浮かんでくるし、次々に目標は出てくる。

 

そのうち、その「目標」が「ミッション」へとつながっていく。

 

ミッションは後づけでもいいのだ。

 

あるいは、仮置きでもいい。

 

途中で変わってもいい。

 

夢を無理矢理探すより、あなたが誰かの夢になれ!

 

 

また、「リーダーシップ」も、世の中全員がリーダーになったら、いったい誰がそのリーダーを支えるのか。

 

サポートするというのも一つの役割で、それも才能。

 

 

すぐれた本には、「視点を変える」ヒントが満載だ。

 

そして、読んでいると、動き出したくなる。

 

「有力」な人とは、力のある人ではなく、人に影響力のある人だ。

 

つまり、影響力のある本。

 

 

「人生の楽しさを最大化する、働き方、生き方、動き方」

 

そのためには、すぐれた本を読み、それをアウトプットすること…

 

人生の楽しさを最大化するための努力を重ねたい。

 

 

 

 
 
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