教育改革実践家、藤原和博氏の心に響く言葉より…
中高生にも、自分の希少性を高めて「レアカードになれ!」
もう何度もこの手のキャリア教育の授業をやっているのですが、
安易に「みんな一緒」のほうにいくのではなく、「
同じピラミッド構造の中で競争するのではなくて、
「レアカード」の一例として、私は「
たとえば「アロマセラピスト」や「ネイルアーティスト」。
20年前、今よりは少数ながら「アロマ」
マッサージ師もセラピー業だし、占い師も僧侶もそうでした。
でも、この「アロマ」と「セラピー」
同じように、
でも、それをプロが施すアートにまで高めたから「ネイル」
このように、2つの仕事を組み合わせることで、付加価値の高い“
今やアロマセラピストもネイルアーティストもごまんといますが、
彼らはレアな仕事をゼロから“創造”したのではなく、
結局、意外な要素を掛け算で「つなげる力」、つまり「
希少性を高める方法を、
私は大学卒業後、リクルート社に入社しました。
そこで、20代は「営業とプレゼン」の練習に1万時間をかけ、
次に、30代の1万時間で、もう一つ「
これを掛け算すると、【100分の1×100分の1=1万】
20代と30代で同じことをやっていたら、
30代で転職してもいいし独立してもいい。
サブワークをやる、留学をするなど、やり方はいろいろ。
同じ会社に勤め続けていても、種類が違う“軸となる技術”
広報と広告とか、営業と販売とか、人事と財務とか。
左足の軸の次は、
今、それぞれの軸をつくるのに1万時間と言いましたが、
1万時間である仕事をマスターするというのは、
1日6時間取り組めるなら5年で達成可能です。
何の仕事であれ、5~
さらに、47歳からの5年間、
1日10時間は生徒の未来を拓くにはどうしたらいいかだけを考え
ここでも100人に1人の校長になれたわけです。
これで【100分の1×100分の1×100分の1=
《天才でない人が「希少性」を高めたければ、
《50代=100万人に1人というオリンピック・
『藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方 (DISCOVER21世紀の学校)』
すさまじい変化の時代、個人としても、企業としても生き残るには、他と違っていなければならない。
それも、単に100人に1人くらいの変わりようではすぐさま埋没してしまう。
それが、1000万に1人なら、東京都で1人、日本でも10人しかいない特別な人材、と言うことになる。
希少性が増せばますほど、食べていける率は高まる。
そして、大事なことは凡人が希少性を身につけるには、組み合わせしかないということだ。
たとえば、サッカーや野球の世界で有名選手になるには、たぐいまれな資質と超人的な努力が必要となる。
凡人とはかけ離れた話だ。
『凡人に必要なのは、意外な要素を掛け算で「つなげる力」、つまり「
100万分の1の「レアカード」を目指したい。
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