セス・ゴーディン氏の心に響く言葉より…

 

 

何かをはじめるかどうか決めるとき、それがいかに簡単にできるかによって判断することが多い。

 

しかし、この判断には問題がある。

 

もしそれが簡単にできることなら、やる価値はあまりないからだ。

 

 

たとえば、ブログをはじめるのは簡単だが、それじたいは大したことではない。

 

だが、毎日欠かさず書いて、4100もの投稿を続けることは簡単ではない。

 

それは可能だけれど誰もやらないことであり、だからこそ、やる価値がある。

 

 

成功している企業が求めているのは、この「可能だけれど誰もやらないこと」である。

 

「アマゾン」が巨大書店チェーンの構想を思いついたとき、アナリストたちはそれを無謀だと笑った。

 

しかし、それはまさに「可能だけれど誰もやらないこと」だった。

 

もちろん、粘り強さと才覚、そしてちょっとした運は必要だが。

 

 

一方、人はときに不可能なことを求める。

 

「グーグル」を超える検索エンジンを構築することは不可能である(もしその目的が市場を独占することなら)。

 

 

不可能なプロジェクトを行うのが楽しいのは、成功した場合にどうなるかを心配する必要がないからだ。

 

ただ不可能な夢を見ているだけである以上、そこには何の不安も危険もない。

 

だが、「可能だが誰もやらないこと」には実現の余地がある。

 

簡単なことは無視して、あえてこの分野にチャレンジしよう。

 

 

セス・ゴーディンの出し抜く力: 先がわかる人は、何を見ているか (単行本)』(神田昌典監訳)三笠書房

 

 

 

 

 

 

「平凡なことを非凡に努める」

 

イエローハット創業者、鍵山秀三郎氏の言葉だ。

 

 

また、「微差の積み重ねが大差を生む」とも言う。

 

なぜなら、1日1%の差を1年続けると、それは1年後には3778%にもなる。

 

なんと、38倍もの差だ。

 

 

たとえば、1日24時間(1440分)の1%は、14.4分。

 

つまり、1日15分を何かを変えるために使えば、それが1年後には38倍になって返ってくるということ。

 

 

「可能だけれど誰もやらないこと」

 

誰でもできるけれど、誰もがやらないこと、やりたがらないこと。

 

平凡なことを非凡に努めたい。

 

 

 

 

■新メルマガの登録と解除はこちらから http://hitonokokoro.com/

 

■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪ http://www.facebook.com/hitonokokoro

 

■Twitterはこちらから https://twitter.com/hiroo117

 

★Google+始めました! https://plus.google.com/b/115426645501816794861/