モー子と同じ病院で闘病していた友達Aちゃんが

お母さんと一緒に

うちに

会いに来てくれた



大変な病気をモー子と励まし合って

病院生活を乗り切った戦友



退院して、学校に復帰

日常生活、頑張っている

背が伸びて

グッとお姉さんになった



一緒に入院していた時

Aちゃんがモー子にぼやいた

印象的言葉を思い出した



Aちゃん

「モー子ちゃん、聞いて。

私、嫌いな言葉ができました・・

それは“日にち薬“です。」



モー子:そうそう!ほんと!笑



大人でも悲鳴をあげそうな状況

痛み止めが効かなくて

冷やしたり

背中をさすったり

お医者さんも看護師さんも

「これは日にち薬だね・・。」

としか言いようがない時が多々あった




そんな中で

Aちゃんがやれやれ・・・と言った感じで

少し悟ったようにぼやく

その一言が

周りも和ませくれた




自分が辛い時に

周りを和ませるような

ユーモアを交えて呟ける

中学生の女の子

私は彼女に

衝撃を受けたし

いろんな場面で助けられた




自分はそんなことができるだろうか




また

Aちゃん、むっちゃ怒った出来事がある

彼女は

マクドナルドのポテトが大好き

でも入院中は食事制限が厳しくて食べられない



ある時

マクドナルド財団から

入院している子ども達に

プレゼントが配られる機会があった



Aちゃんは

マクドナルドのポテトが食べたいのに

食べられないから

考えないようにしているのに

財団が来るから

どうしても意識せざるを得ない

それでも

なるべくマクドナルドを意識しないように

あれはマクドではない

違うマクドやと

意識を変えていたのに



財団からもらった

文房具の中に

フライドポテトの絵が表紙に描いてある

フライドポテト形のメモがあった


Aちゃん「うが〜!こんなメモいらん!ポテト食わせろ〜!」


みんな

ほんまや!

と笑った


ここでAちゃんがシクシク泣いたら

お母さんも私たちも

いたたまれない気持ちになっただろう

「うが〜!!!」

と怒ってくれたAちゃんに

全員が救われた



そんなことが思い出された

黒髪が伸びて

お姉さんになったAちゃん



モー子の仏壇に

手を合わせてお線香をあげてくれた



真顔モー子も応援してるよ。



Aちゃんのお母さんと

話をしていて

何かの拍子で

モー子が闘病していた時の

気持ちがばっと蘇って

心臓がバクバクした



一瞬だったけれど

モー子が闘病中だった

当時の気持ちを思い出した

なんとも言えない恐怖。

慌てて気持ちを切り替えた



闘病を支える母は常に最前線にいる

その時は必死で気が付かないんだけど

自分自身も癒される必要がある状況だと

意識のどこかにあれば

お母さんがほっこりする時間を

罪悪感なしで取れるかなと

思います。

アホみたいなyoutubeを見るもよし

こっそり食べたいものを食べるのも

よしだと

私は思います


あほみたいなyoutube

色々あるんですが

名指しであげると問題になりそうなので

自分のを槍玉にあげときます