-651-「花はどうして美しいのか?」 | 【「サブスリー塾」サブスリーランナーのトレーニングって?】

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プチ信の部屋 -651- 18/11/04

 

今回は「花はどうして美しいのか?」

 

学生時代…哲学の授業で「花はどうして美しいのか?」という講義を聞いた事がある。

花が美しいと思うのはそれを見ている人なのであって「花」自身は美しいと思っているワケではない。

つまり、周りの評価でそのものの価値が決まってくる。

 

形容詞的評価。

「重い石」と言われた時にどれくらいの「石」を想像するだろうか?

それは自身の経験によって決まってくるもので基準があるわけではない。

「大きい」「少ない」「眩しい」「楽しい」「速い」。

なんでもそうだ。

 

トヨタ自動車に「現地現物」という言葉がある。

「現場」に足を運び、場を確認する。「現物」を手に取り、物を確認する。

「現実」をこの目で見て、事実を知る。

「百聞は一見にしかず」なんて言葉もあるし

感性を磨くためには「本物をみる」「本物に触れる」なんて言われたりする。

 

すべて自らの経験で基準をつくっていく作業。

現場で何が起こっているかは聞いたってわかるもんじゃない。

実際、その場に行って…自分の目で確かめるんだ!って事。

 

「私はネットで絵画を1000枚みました」という人よりも

「ルーブル美術館でモナリザを5時間見続けました」って人の方が芸術家らしい。

 

僕は将棋電王戦というのが好きでよく見ていた。

コンピュータソフトとプロ棋士が同じルールで対戦する。

プロ棋士が命を削って考え抜いた一手が…アッサリとコンピュータに負けていく。

人間の能力を応援していた僕はその現実を見るのがつらかった。

 

「モナリザ」を5時間見続けた芸術家は…

ネットで絵画を1億枚みた芸術家よりも素晴らしい作品が描けるのだろうか?

「さすがに1億枚を見るのは無理でしょ」と思うが…

コンピュータなら1億枚の構図や色合いをすべて記憶する。

 

世の中にあるビッグデータを収集、解析できるAI。

形容詞的評価を自身の経験からではなく、ビッグデータから判断していく。

 

実際に経験していないから、ホントの意味ではわかっていない!なんて

人間の能力を応援する僕は言いたくなるが、どうなんだろう?

 

そのものの価値は周りの評価で決まっている。

ビッグデータを解析すれば

みんなの言う、また状況に応じた「大きい」「少ない」「眩しい」「楽しい」「速い」の基準がわかる。

 

「どの手を指せば最善か」「どんな絵が好まれるか」が自身に経験はなくてもわかるんだ。

 

これでいいのか?

すべてが標準化していく時代。イノベーションが起こらない世界。

 

今後、自分自身が美しいと思うから咲いている!という「花」の価値を認める日は来るのだろうか?FIN.

 

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