昭和29年9月
青函連絡船洞爺丸
遭難事故と
積丹半島
岩内を焼き尽くした大火事
から着想した小説です
推理小説とも言われていますが
戦後の混乱期を生き抜くために
犯罪に手を染めざるを得なかった
人間のドラマではないかと思います
舞台は北海道
岩内 倶知安 函館 札幌 朝日温泉
東京は
神田 池袋 亀有
そして
京都舞鶴と変遷します
僕は北海道札幌に4年
単身赴任していたことがあり
出てくる地名ほぼ土地勘があるので
楽しい読書時間となりました
朝日温泉 岩内ホームページよりおかりしています
岩内の朝日温泉は
当時
積丹ブルーの海の脇を
VFRでツーリングして行ったものです
その後
大雨と土砂崩れで営業中止となってしまいましたが
僕がいたころは営業中で
がれた山道を歩いて登って行ったものでした
帰りは温泉宿のご主人が親切に
車でふもとのバイク置き場まで
送ってくれました
今となっては
貴重な思い出です

