日差しのあたたかな日曜日

借りていた本を返しに

図書館まで歩きます

 

道路わきのスペースに

珍しく

黒猫くん

 

 

交通量の多い道が

近いので

気を付けるのだよ

 

 

30代のころ読んでいた「深夜特急」

屋根裏部屋から

引っ張り出して読んでいて

5巻まできた

 

当時6巻までたどりつかず

6巻がないので

 

土曜日amazonで注文すると

今日郵便ポストに届いた

 

旅とは人生

人生は旅

けれどわくわくする旅は

いつか終わる

 

大切なものを失なったことに

気づいた作者は

ラッパ飲みしていたバランタインを

船の上からエーゲ海に

注ぎます

「第十五章 絹と酒 地中海からの手紙」

 

旅を続けていると

何かを失うことになる

それは

日常と旅の境界線

かもしれない