この春読んだ本の
忘備録です
「仕掛け人・藤枝梅安 殺しの四人」
映画化されたので読んでみました
意外なことに
池波正太郎の作品は
初めてです
でも
仕掛け人シリーズは
あまり馴染めませんでした
次に読んだのが
「人斬り半次郎」
こちらは圧巻でした
薩摩の田舎侍
半次郎が
剣術一筋で立身出世し
戊辰戦争で活躍し
西南戦争で
西郷と共に散った
儚い生涯を
描いています
ガラッと変わって
ベトナム戦争を
ジャーナリストとして
従軍した
開高健の「輝ける闇」
難解で
なかば青臭い表現が
70年代の熱気を彷彿とさせます
ここ数日
高齢の父や兄弟に
いろいろと心配事が
ありますが
草原に咲く
小さな花に
癒される
雨の週末でした




