天気予報で今年最後のお出かけ日和となります、と言っていたので今日はバイクツーリング。行き先は近場の奥多摩湖。紅葉が美しい奥多摩街道をのんびり走ると1時間ほどで到着。街道沿いにはロードバイクに乗る人、ランニングする人、ハイキングなどを楽しむ人々がたくさん。湖面は晩秋の日差しを浴びて輝いている。

 

湖畔の 「奥多摩 水と緑のふれあい館」に立ち寄り奥多摩の歴史を学ぶ。僕の母は奥多摩の出身なので、子供の頃、実家に来たことを思い出す。

 

帰り道「せせらぎの里美術館」に立ち寄る。奥多摩在住の美術家、伊藤弘二さんの展示がありました。入館料無料でした。

 

今日のNin1000はローパワーモードで走る。マイルドでのんびり走るにはこちらがお勧め。

 

青梅宮ノ平では「七兵衛公園」に立ち寄る。江戸時代中頃、青梅裏宿に七兵衛という足の早い百姓がいて、夜は遠くで盗みをして貧しい人々に分け与えたという。庶民からは感謝されたが、やがて捕まり晒し首になってしまった。その七兵衛の家があったのがこのあたり。七兵衛の祟りも後世に恐れられこの地は公園になったそう。詳しくはこちら。

 

 

七兵衛公園には様々な石造物が街道の日差しを浴びて祀られている。

 

青面金剛立像でしょうか。

 

こちらの石仏は文化二年乙丑と彫られています。

 

次は青梅市街の住吉神社へ。

 

急な石階段を登ると、大きな狛犬。

 

父の実家は青梅で、昭和十年代はここは父にとっては遊び場だっただろう。

 

鳥居下には下には、あおめ猫祖神が祀られています。

 

近づいてみるとなんとも言えず、ほっこりします。青梅は嘗て、織物業と養蚕で栄え蚕を狙うネズミ退治に猫が飼われていたそうで商売繁盛を願い1998年に奉納されたそう。手に持っているのはマタタビらしい。

 

冬のツーリングは、近場を散策するのがいい。あちこち立ち寄ったが12時には家で昼ごはんビール。