ツーリング6日目。東横イン米沢駅前の天気は曇り。南東北地方は局地的に雨雲が覆うという不安定な天気らしい。今日は家に帰ろうと思いホテルの軒下から出発です。
米沢から福島への国道13号はスイスイと流れるのですが、福島市内で国道4号線に至るまでは大渋滞。米沢、喜多方への大峠が土砂崩れで通行止めになっているためもあるのでしょう。
福島からは国道4号で郡山、須賀川、白川と南下します。白川手前で雨に見舞われ、雨具を装着するも那須では雨も止みガソリンスタンドで雨具を脱ぎます。そこから南下するにつれて気温が上がり宇都宮からは熱中症にも注意なほど暑くなります。
さいたま市内で16号線にスイッチすると家は近い。川越の渋滞を我慢して家に着いたのが15時頃でした。
今回の東北ツーリングの走行距離は1740km。雨にたたられたツーリングですが久しぶりの長距離ツーリングでした。東日本大震災の生々しい記憶が静かなものになりつつあるこの時期を待って福島県から青森県八戸まで海岸沿いを走ろうと出発した今回のツーリングが終わりました。ここを見ずに、エネルギー問題、原発、SDGs、津波について語ることはできないとずっと思っていたのが今回のツーリングの原点でした。
そしてセローというバイクの特性がよくわかったツーリングでもありました。このバイクは一般道を60kmから70kmで流すにはちょうどいいバイク。車体は軽く足つき性も良く小回りが効き、荷物の積載性も抜群です。その上、燃費は45km程度で経済的。今回あえて下道ばかりを選んだのもこうしたこのバイクの性格を思っての選択で大正解でした。何よりも無事故無違反で帰ってこれたことに感謝です。さあ、次もまた気ままな旅を計画しよう、そんな気になる今回のツーリングでした。
本日の走行ルート

