下田公園キャンプ場の朝は晴れです。ただそれだけで爽快な気分になるのがキャンプというもの。コーヒー落として、ランチパックを食べます。コーヒーカップが小さく飲み足りないので、次回はもう少し大きいコーヒーカップ持って来よう。

 

こんな朝は撤収作業もはかどり7時半には出発です。キャンプ泊2日目にもなると手際も良くなります。

 

おいらせ町から国道45号、102号を走ります。津軽平野の田園風景の中を単気筒エンジン音が響きます。時速60kmから70kmで走るのがセロー最も気持ちのいい速度です。やがて奥入瀬渓流に入ると景色は一変し山間の木漏れ日を感じながら走ることになります。

 

路面は濡れ、少し寒いくらいです。見所はたくさんあるのですが先を急ぎます。ウォーキングを楽しむハイカーがあちらこちらにいます。これからの紅葉の季節がピークでしょう。

 

そして十和田湖に到着。コロナの影響もあるのでしょうか、湖畔には廃業になってしまったホテルがあちらこちらに。そして湖畔のお店でお土産を買います。多分この辺りが今回の旅の北限となりそうです。

 

乙女の像まで歩こうかと思いましたが、結構遠いのと以前行ったことがあるので引き返します。その頃は十和田湖湖畔の花鳥渓谷キャンプ場を利用したのですが、今は看板だけ残り廃業してしまった様子で寂しい限りです。十和田湖畔を歩いた後すぐに出発です。

 

国道103号十和田道を南下します。十和田道は車も民家も少ない山あいの道。やがて鹿角の街に差し掛かると商業施設も増えコインランドリーを探しながらスピードを緩めます。するとすぐに発見することができ、溜まった洗濯物を洗うことにします。洗濯で30分、乾燥で10分はかかりそうなので、その間近くのラーメン店で昼ごはんです。

 

昼食はAji-Qというラーメン屋さんでいただきます。おいしいラーメンでした。その後東北を南下するうちに同じ名前の店があることに気づきチェーン店なのだと知りました。

 

洗濯も終わると気分も軽くなり再び出発です。思えば昨日も一昨日もキャンプ泊で風呂に入っていません。今日は温泉にでも入りたいものです。国道341号を南下するとやがて八幡平へ。後生掛温泉と玉川温泉で迷うところですが今回は玉川温泉。強酸性の源泉掛け流し温泉は強烈です。もちろん源泉掛け流しで源泉100%の湯船は長時間バイクに跨って擦れたところに滲みます。なので50%の湯船で寛ぎます。

 

さてさて体もさっぱりしたところで、今日はどこに泊まろうか。二度ほど利用したことのある田沢湖キャンプ場は目と鼻の先。もう少し遠くまで行こうか迷うものの、田沢湖へ着いたのが2時頃だったので無理をせず飛び込みで利用お願いしました。

 

田沢湖キャンプ場は段差の多いキャンプ場で平らな場所が意外と少ないのですが、今日はキャンパーも少なくいい場所が確保できました。

 

近くのグランマートというお店で食材を調達します。以前はコンビニしかなかったのに、スーパーマーケットができていて便利です。今日はビールの後は冷酒です。サバ缶を炊き込みご飯にしようと思っていたのですが、冷酒に合いそうなので、そのままつまみにします。

 

ゆっくり時をすごすうちに夕陽が田沢湖に沈みます。

 

ガーリックビーフライスという味付け肉があったので炒めます。よくよく見ると食材を炒めた後に、ご飯も炒めると書いてありました。

そこで、炊いたご飯と一緒に食べます。今日も焚き火は後片付けが面倒なのでしません。

 

今日は終日、晴天が続き夜も星空がきれいに見えました。こんな日ばかりだったらと思いますが、9そんなわけにはいきません。9月は雨の多い月なのです。

 

今日の走行ルートの一部です。