セローで行く「つま恋 バラギ高原キャンプ場」その二
バラギ高原キャンプ場は広い芝生サイト。でもバイクや車の乗り入れはできない。バイクは受付小屋裏手に止めます。荷物はリヤカーに乗せて運びます。
ちなみに向かい側には無印良品キャンプ場があるようだが、僕は一泊1500円のここが性に合っている。
受付を済ませ、設営場所を決め、設営完了まで1時間はかかっただろうか。やっぱりタープはこのオールドスタイルも捨てがたいな、なんて思いながら。
設営が終わったらお約束のビールでしょう、と家から保冷バックに入れて来たスーパードライを飲む。うーん意外と冷えている。そして昼ごはんらしい昼ごはんも食べていないので、イレブンで買ったパンをかじりながら喉を潤す。
娘の金沢土産の喉黒ひものなど、かじりながら。
2本目を飲み終えると時刻は夕方4時。今回は家から食材も全て持ってきたので、あとは料理を始めるだけ。と言っても酒飲みのつまみばかりだが。
一品目は、ミョウガ、きゅうり、大葉、生姜を刻んで、豆腐にぶっかけ、かつお節、醤油をかけるだけの薬味冷奴。暑い夏にはこんなやっこが食欲をそそる。
そして二品目はマッシュルーム、しめじ、舞茸のきのこ炒め。味付けは、アンチョビと黒胡椒だけ。アンチョビの塩気で十分うまい。
陽もだいぶ傾き、タープの下から西日が差し込み出した頃、今日のメインのとりからに取り掛かる。鳥ももをカレー味で揚げよう。下ごしらえしたもも肉をメスティンで揚げる。
こちらは映像がありませんが、いまいち味が決まらず。そしてお手軽な唐揚げ粉で揚げたのがこちら。
まあまあだけれど、カリカリ感とジューシー感がない。油の温度調整が難しい。まだまだだな。
まあ、ハイボールで食べてしまえば、細かいことは忘れようとセブンの炭酸でハイボールを飲む。ハイボールは飲みやすいので飲み過ぎに要注意。ボトルの減り具合を見ながら程々に。
すっかり陽も暮れた頃は、風が時折強く吹き焚き火の火の粉が流される。時刻は10時近くなっていただろう。バラギ高原の夜は気温も下がり、Tシャツ一枚だと寒いくらいになってきた。
燃える炎をひたすら眺めているだけの時間が過ぎてゆく。無心とはこんなことをいうのだろうか。
薪も燃え尽きるころ就寝。暑過ぎず、寒過ぎず。シュラフは肌がけ布団のように使って朝まで眠ろう。









