セローで行く「つま恋 バラギ高原キャンプ場」その一
梅雨の合間の週末、久しぶりに晴れると言うので、キャンプ場を予約した。そこはバラギ高原キャンプ場。以前から行ってみようと思っていて、なぜか行く機会がなかったキャンプ場。
久々のセローキャンプなので、出発準備もあれこれ時間がかかる。セローにサイドバックを取り付け、シートバックを取り付けるのだがこの順序が難しい。あれこれしていると出発は9時になってしまった。
それにしても、今日明日は危険なくらいに気温が上がるというので、まずは高坂サービスエリアで水分補給。歩道を女性が掌で日差しを隠して「これやばい。」と言って歩いていたがまさに「やばい暑さ」だ。
その後、上里サービスエリアでおにぎり一つとモナカアイスで小腹を満たし、甘楽パーキングと、こまめに休憩を入れる。甘楽パーキングで松井田妙義インターで高速を降りて北軽井沢、つま恋パノラマラインを行こうと決めた。そこでバイクの速得割引が適用されるか調べたら高速道路103kmになるので割引が適用されることがわかった。
ここからが一苦労。スマホで早得登録するのに、ETC車載器のナンバーが必用なのだけれど、セローは荷物満載なので、荷物を一度全部下さなければならない。汗をかきながら荷物を下ろした後に、後輪横の車載器の蓋のナンバーをスマホカメラで写すがスマホが熱くなり過ぎて何度シャッターを押してもカメラが反応しない。仕方なくスマホをパーキング店内で冷ましてやっと19桁の数字を撮影でき、サイトに入力しようとするが、入力途中で撮影した画像に切り替えると、それまで入力した数字が消えてしまう仕様になっていた。ならば19桁の数字をメモろうとするがペンを持っていない。売店でボールペンを買ってレシート裏にメモってようやくネット登録完了。暑さに朦朧としながら約1時間が過ぎていた。
松井田妙義インターを降りると、おぎの屋の釜飯店前をスルーして旧道碓氷峠に入る。そして眼鏡橋駐車場で休憩。煉瓦造りの陸橋が美しい。
休憩後は小枝が路面に落ちているコーナーをいくつも超える。子供の頃、父の運転する車でこの峠を越えて新潟へ行ったことを思い出しながらコーナーをトレースして走った。
峠を超えると中軽井沢から浅間山の麓の街道を快適に走ると、やがて景色が開け一面野菜畑のつま恋パノラマラインに入った。
なだらかな丘を走るこの道を走るのは初めてだが、北海道美英の丘によく似ていると思った。パッチワークの丘に似た景色が広がる美しい道だった。
この先に愛妻の丘という観光名所があったが先を急ぐ。テント設営の時間を思うと少しでも早い時間につきたい。その前にコンビニで、氷など調達したいのだが店がある気配はない。
スマホナビで15分ほどでキャンプ場到着というところで、セブンイレブンがあったので氷と、パンを調達しバラギ高原キャンプ場に到着したのが、15時くらいか。久しぶりのセローキャンプが始まろうとしている。



