週末の楽しみ

昨日土曜日は時折激しい雨が降る悪天候の一日。近くの横田基地では、この土日でカーニバルが開催されているのに生憎の雨の土曜日でした。カーニバルはコロナ禍の影響で三年ぶりの開催になるそうです。

日曜日の今日は、朝から青空に白い雲が浮かびます。どこからか「アメリカは原爆投下を謝罪せよー」っとマイクで叫ぶデモ行進の声も聞こえます。どんな人でも言いたいことを街頭で主張できるこの国は、先進民主主義国家なんだなあと改めて感じたところです。

カーニバルはこの街に住む僕にとって左程真新しい感じもないのと、なにしろ人が多いので敢えて行かないですごします。今日は天気も良く、この街の駐車場はどこもいっぱいで、基地に向かう通りは観光客の行列です。

午前中は安曇野への雨ツーリングで汚れたセローと、関越ツーリングで高速を走り通したNinja1000の洗車をしつつ楽しみます。

初夏の日差しを浴びながらバイクを洗車するのは、楽しみの他の何物でもなく、ホイールの汚れ、マフラーの汚れ、ブレーキパットの汚れを洗い流しウェスでふき取り磨き上げていきます。

やがて僕は長そでシャツを脱ぎ、肌着一枚に。そして最後にチェーンに給油すると、オイルが全体になじむように、近場を走ります。

キーをひねると、Ninja1000は野太い直列4気筒のエンジン音をうならせて始動し、アイドリングが落ち着くまで待ちヘルメットをかぶりグローブを着けて走りだします。

まだまだこのバイクであちらこちらの峠を走りこんだり、日本中を遠くまで一緒にツーリングしたということもなく、お互い本当にすべてを知っているという関係にはなっていないNinja1000。僕にとってはよそよそしいバイクなんだけれど、いつかは、このバイクの癖や愚痴を聞けるようになりたい。そんな風に思いながら走ります。もちろんセローも一緒です。

Ninja1000で近くを走り正午には家に戻り、妻が作る、かき揚げとざるそばを食べます。涼味が美味しい季節になりました。思わず冷蔵庫からスーパードライを出して乾杯。

夕方前に、ジョギングなど楽しみ、頭の先から汗をかいて体をほぐします。公園の木々は若葉を茂らせ日陰を作り、12月の木々とは比べ物にならないくらいに生命力を感じます。

土曜日、日曜日はこうして、あっという間に過ぎていきました。

冬眠していたアマリリス今年も咲きました。