ツーリング仲間の、なんくるさんと久しぶりに温泉でも行きましょうと言うことになり草津へ行くことになった。圏央道入間インター手前のGSで8時待ち合わせの後、圏央道、関越道と走る。

 

セローで高速を走るのは2回目。なんくるさんには悪いが、のんびり走らせてもらった。なんせ250ccの空冷単コロですから。インカムで上里サービスエリアで給油しましょうということで、左車線から侵入。

 

天気も上々。平日なので車も少ない。渋川伊香保インターで高速を降りると伊香保温泉を過ぎ、榛名山へと走る。榛名山のメロディロード下でしばし休憩。

この道は北海道を思わせるような草原の真ん中を走る直線道路。道路脇のツツジは満開でした。ここから草津へは、裏榛名と呼ばれる県道28号のワインディングの後、八ッ場ダム脇の国道145号線を行く。一時は建設中止となり紆余曲折の後完成した八ッ場ダム。今は湖底に沈んだ川原湯「大湯」にも以前なんくるさんと、ツーリングで来たことがある。ボロボロだが風情のある温泉だった。そんなことを知る人も、湖底の様子を知る人も、やがていなくなり忘れ去られるのだろう。

「道の駅八ッ場ふるさと館」で休憩した後は、途中のコンビニで軽く昼を食べて草津温泉へ。湯畑上の市営駐車場にバイクを駐めて西の河原を歩く。この川の周りは温泉が湧き出ていて、足湯を楽しむ人も多い。

湯畑の周りに、以前は駐輪していたものだが、最近はバイク駐輪禁止になってしまった。まあ致し方ないでしょうね。

そして外湯の「白旗の湯」に入るのもいいかと思うが、ここはゆっくりくつろげる日帰り温泉「御座の湯」に行くことに。御座の湯は入浴料600円とお安いだけでなく、2階には休憩所もあるのでのんびりできる。温泉も広く、建物は木造で古きよき時代を彷彿とさせる温泉。

泉温は高く、熱いが「白旗の湯」ほどでもない。「西の河原露天風呂」も広くて良いのだが、泉温が低すぎて草津らしさが少し足りないのがオヤジには物足りない。20分も温泉を楽しんだら体中が赤くなるほどの熱さの温泉だった。2階の休憩所からは湯畑が見渡せる。

のんびりとくつろいだ後は、浅間山、軽井沢経由で帰ろうと思っていたが、なぜか道を誤り、県道55号、日本ロマンチック街道で帰ることになった。この道は暮坂峠とも言い、酒と旅を愛した若山牧水の歌碑があることで有名。タイトなワインディングロードでバイクにとっては楽しい道。やがて渋川の街に入ったら関越道に乗って帰路につく。帰りも上里サービスエリアで休憩をとりその後は、圏央道入間インターでなんくるさんとはお別れ。なんくるさんはそのまま相模原愛川まで走って帰ることに。5時半には家に着き、風呂とビールで今日一日を振り返る。いい一日だったな。

 

今日のお土産は、「草津温泉まんじゅう」。湯畑から市営駐車場まで帰る途中はお土産物屋さんが並ぶがこの長寿店の温泉まんじゅうは有名。

店先で試食して、お茶を飲んで、気持ちよく買って帰るのが定番です。

甘さ控えめ。

                                                      5月31日(月)