多摩川の土手を歩いた。この土手はなじみ深い土手。中学生の頃、写生したのもこの土手。高校のころ煙草を吸ったのもこの岸辺。あきる野に沈む夕日を見たのもこの土手だった。春は桜が咲き「ささやかなこの人生」を弾き歌った。

 

 

 

午前中、ケーブルTVで「北の国から 初恋編」を放映していたので少しだけ見ていた。純は中学を卒業したら家を出て東京の定時制高校に通うと決意するが、父親に心配をかけたくない一心から、それを吾郎に相談せずにいた。吾郎は自分に相談しないのは、自分が頼りない親だからなのかとイラつき揉み合いの喧嘩になる。だが吾郎は純に倒されてしまう。

 

最近こんな熱いドラマって見てないなって思うと同時に、鬼籍に入った俳優さんが生き生きと演じているのを見るのも辛いものだと感じた。

 

土手沿いにはヒメジオンが咲きモンシロチョウやモンキチョウが飛んでいた。

 

 

多摩川を渡す橋を歩き、向こう岸へ渡る。雲が盛り上がり入道雲かと思うがまだそれほどでもない。

 

 

やがて天気雨が降り傘をさす。すぐ止むかと思ったが雨脚は強くなり雨宿り。通り雨なんて言葉も忘れていた。

 

 

すぐに雨は弱まり、家で傘を干す。