「英傑の日本史 信長・秀吉・家康編」井沢元彦 著 角川書店

16世期、戦国時代に天下をとった3人の武将を歴史家や一般に理解されている通説とは違う視点からの史実を明している。信長の比叡山延暦寺の焼き討ちに至る理由、なぜ信長だけが鉄砲を活用できたのかなど、なるほどと思わずにはいられない。秀吉が朝鮮出兵を決行しなければならなかった理由も明かされる。信長、秀吉、家康にいたるまでの人間模様もとても興味深く読み進めることができる。信長の血も情けもない非道な部分が誇張されているがそんな印象も覆される一冊。

 

 

「60代ミッション」齋藤孝 著 西東社

近所の本屋さんで手にとって「まえがき」を読んでいたら、著者の齋藤孝さんが僕と同い年で、生まれた月まで一緒だと知り買った本。同い年だからか、共感できる文章があちらこちらに散りばめられている。現役で働いている時とは大きく違う生活をどうやって過ごすのかを指南してくれる。それにしても齋藤さんは若く見えるな。