南伊豆夕日ヶ丘キャンプ場は大きな看板がでているので、すぐわかる。急な斜面を登って行くと受付管理棟があるのでそこでチェックイン。感染症対策もしっかりされているのと、マナーやルールを予約時に説明されるので昨今多い騒ぎ放題の迷惑キャンパーは予約し辛いようになっている。チェックイン時にも、ビデオでキャンプ場使用ルール3分ほど見せられた。

 

サイトは山の斜面を棚田のように切り開いたところが並んでいる。向こうには太平洋に浮かぶ船が見える。風も和いできたのでテントも設営しやすかった。

 

 

地面が硬いので、ペグダウンに少し手間取るけれど久しぶりのテント設営も終わった。斜面の向かい側はすぐに海が見え絶好の景色が楽しめる。ストーブが小さいので薪をバトニングして細くして、ノコで半分に切って焚き火の準備。

 

 

夕闇が近づいてきて、焚き火に火をつけ食材を洗いナイフで切り始めた。カマンベールチーズをベーコンで巻いて焼くだけだけど。スキレットの周りにトマトとアスパラとブロッコリーを入れる。

 

 

ビールを飲みながらだけれど、なぜかせわしないのは、料理の手際がわるいからだろうな。ストーブに薪をくべたりするのが面倒なので、この後はプリムスのガスストーブにした。薪は煤がスキレットにつくし、風向きによっては煙いし臭いしちょっと今後は考えよう。きゅうりは叩いて塩昆布と麺汁でビニール袋でもんで箸休めにしようと思っていたけれど面倒になってやめた。

 

チーズを食べてみたら、これはワインでしょとワインを飲む。プチトマトが焼けて美味しい。でもひとりでこれだけ食べると結構お腹が膨れる。そうしているうちに、夜のとばりが降りてきて9時になる頃には焚き火もやめにしてテントで眠った。

 

夜は最低気温は10度くらいだっただろうか、夜は寒さを感じることはなかったけれど、F1エンジンを吹かしたような壮大ないびきがサイトにこだましたのを除けばなんの問題もなかった。時折山の中から動物の鳴く声が聞こえやがて朝がきた。テントが明るくなり、外を除くと今日は天気予報どおり曇りだった。

 

 

朝食はパンに煎り卵とベーコン、きゅうりを挟んだのをメスティンで焼いてインスタントコーヒーを飲んだ。きゅうりとマヨネーズは万能だ。

 

 

食後に食器を洗い管理棟前のベンチに座りいろはすを飲む。曇っているけれど良い景色だな。

 

 

赤いテントとタープがお隣のソロの外人さんだった。撤収作業は8時から始めて1時間くらいかけてゆっくり行った。久しぶりなのでどうも手間取る。そして9時にはキャンプ場を出発。元来た道をそのまま帰ることにした。下田を回って伊豆半島一周という手もありだけれど、天気がよくないのでやめにした。

 

帰りはスマホナビをほとんど使わずに帰ることができたが、修禅寺あたりだったか、どうも道路案内を見て走ると有料道路に導かれてしまうのが伊豆はダメだな。貧乏ライダーは下道をひたすら走るのだ。

 

帰りの西伊豆や山中湖は富士山が雲に隠れてその姿を見ることはあまりなかったのが残念。道志道を過ぎて橋本あたりで少し軽い雨に打たれたが、八王子では雨も止み帰宅したのが3時頃。久しぶりのソロキャンプ ツーリングはまずまずの出来だったかな。