1966年生まれの作者が2015年刊行したエッセイ集。バブル世代を謳歌した作者が年齢を重ねるに連れて、チヤホヤされなくなることへの諦念や、逆に若さだけで、許されている若者たちへの想いを痛快に描く。若い頃は絶対にあんな中年にはならないと思っていたはずが、知らず知らずのうちにそんな中年になっている世代を分析する。