著者が登った山々を、その時々の貴重な経験を交えて紹介してある本。冬山あり、遭難しそうになった経験なども記載されていて登山の経験のない人にも想像を掻き立てる。山の本でもありながら、家族のことや、仕事のこと、ひいては生き方にも繋がるような言葉がさらりと綴られてもいるのがいい。