まずはじめに


6代目ジェームズ・ボンドであるダニエル・クレイヴさん、本当にお疲れ様でした。



本当に最高なボンドを最期まで演じきってくださいました。




今回の「007 No Time To Die」の感想の前に少し僕の007に対しての思い出をば。



僕の007人生は小学校4年生から始まり、ピアース・ブロスナンが大好きで仕方なかった。


当時小学生ながらブログをやっていて、トップ画はピアース・ブロスナン、ブログのタイトルもジェームズ・ボンドのブログ。


内容は007の感想という内容で、基本的にどこがどうカッコ良かったしか書かれていないものでした、笑


そんなピアース・ブロスナン好きボーイが一瞬で別の007に惚れた出来事が「007 カジノロワイヤル」を映画館で見た事あり、その別の007というのがダニエル・クレイヴです。


007を初めて映画館で見れた衝撃はとても大きく、僕が知っている007とは違う007がその映画には存在していました。


僕が知っている007はコミカルでチャーミングな上、ジェントルマンでプレイボーイ。

ジョーダンを言いながらもクールにミッションをこなしてしまう圧倒的スーパーマンでした。


ですが、ダニエル・クレイヴが演じる007はスーパーマンではなく、とても人間的。

人間であるが故に守れずに失うモノが沢山あり、常に悲しい何かを背負っている感じがしました。


だからこそ親近感?どういう感情なのかわかりませんが、007という世界に尚更没入出来たんじゃないかと今は思えます。


そして「カジノ・ロワイヤル」から始まったダニエル・クレイヴの007は「慰めの報酬」「スカイフォール」「スペクター」と続き、今作の「ノータイムトゥダイ」で幕を閉じました。


ボンドの00就任からボンドの最期までを描いた今シリーズ。


まさかの今シリーズは1作完結ではなく繋がっており、そこも凄く好きなポイントでした。


007の中で唯一映画館で最初から最後まで見届けたシリーズであり、僕が11歳の頃から26歳という15年間を共にしてきた作品です。


それが終わる。


楽しみなような悲しいような複雑な気持ちで今作を観に行きました。




ってことでここからは今作

007 No Time To Die」の感想ダヨ!!!!

ネタバレも一部あるから嫌な人は見ないでね!



結果から言いますと、ぱおんでした。



007で初めて涙しました。


てかマジで今シリーズのボンドは愛に生きて愛に死ぬ男だと思った。


リンドの死をずっと背負ってきて、まさかのリンドの墓からまた彼の悲しみが始まってしまう。


本当にボンドの傷をえぐりにえぐってくるブロフェルドは大っ嫌い!キモ!!!



ちなみに、今日僕の愛してきた物が2つ終わりました。

007今シリーズとMOVIXのキャラメルポップサンデーです。

もう後者に関してはガッカリでしかないです。



はぁ、、、

最悪だよ、、、

もう君を食べられないなんて考えられない、、、


まぁそれは置いといて、、、



上映時間が通常より長いですがそれを感じないくらい最高な映画ではあったんですけど、正直に言うと、「ん?」と思うところもあったんです。


まず冒頭でサフィンが着けていた能のお面、「え?どして?」って思いました(笑)


そして回想が終わり、海水浴のシーンで奥に松が生えていました。

松はどうしても日本のイメージが強く、今回は日本が舞台だっけ?って思っちゃいました、笑


そしたら敵は作務衣を着ているし、日本庭園な感じだし、和室だし、また松の盆栽がある。


どうして中途半端な和のテイストをあんなに入れたのかがマジで謎だったんですが、サフィンの奇妙さを演出したかったのかなと。


といってもサフィンの怖さがイマイチ伝わりづらかったところはありますが、、、


そこで松がどうしても気になっちゃった僕は花言葉を調べちゃったのでした!!!


松は常に緑なことから、永遠の若さ、長寿、不変、節操。


その他には、あわれみ、慈悲、同情という意味があるみたいです。



これ、マジで今作のボンドにマッチしすぎてないですか?


老いで一度ダメになりかけたボンドの再生。老けても腕は落ちない。正義への忠実な意思。それから全シリーズのようなコミカルさが増えた。不変さ。


その裏で慈悲や同情をしてしまうくらいの悲壮感を漂わせるストーリー。



って僕の勝手な予想ですけど、そうだったら鳥肌もんですわ、、、



まぁそんなことはさておき、アクションが最高すぎてもはやマイナスな点なんて気にならなかったですよ!!!


今作のアストンマーチンも最高にクール!


キューバ編なんて全てが最高!

なんと言ってもパロマが魅力的すぎる!


緊張や焦って服脱がせようとしたりしていたのに、いざ銃撃戦になると3週間のトレーニングで仕上げたとは思えない腕で、それに驚いてるボンドや、銃撃戦の中でパロマと乾杯するシーンは前シリーズの007のコミカルさを感じてめちゃくちゃ良かった!


パロマは友達が言っていたように最高だった、笑

あんな短時間しか出演していないのにインパクトが大きすぎる。


次回作でも出てくれ〜〜〜〜



僕的に一番驚いたのは所々に女王陛下の007の音楽が流れていたことです。


うわぁ〜最高なファンサービスだなぁと思っていたんですが、、


エンドロールで「愛は全てを越えて」が流れて、これはもしかして「女王陛下の007」のオマージュなのでは?と勘繰ってしまいました。


実際、死が2人を別つみたいな、、、


うーん、どうなんでしょうか。



そういえばもう一つファンサービスで言うと、007特有のオープニングのマズルの中からの視点でボンドがこちらを撃つお馴染みのシーンが作品の中に盛り込まれていたこと。


おぉ!って口に出てしまっていた気がする、、、笑



それにしてもラストシーンは本当に泣けた。


瞳の色で血の繋がりを感じるとかそういうオシャレな演出、もうドツボで大好きなんですよ。


からの「ボンド、ジェームズ・ボンド」


最高すぎましたね。




will return



次回からどういう007になるのか楽しみで仕方ないです!!!


とりあえずエンドロール中で帰ってしまう人達に関しては全く理解ができない、、、



ということで、本当に最高な007の締めくくりでした!

12時半頃に見終わってから車の中でずっと感想打ってたらもう16時ですよ、、笑



長くなっちゃったのでここら辺で(笑)


それではっ!!!