南インドの代表的な料理、サンバルはひき割り豆と野菜をスパイスやタマリンドなどを加えて煮込んだ酸味のあるカレーです。
朝はドーサと共に、夜はミールス中の一つとして、、、毎日、毎食食べることもあります。
注:ミールスとは、南インドで昼に夜に食べられる定食のこと。
食堂のテーブルにはバナナの葉が敷かれ、ご飯、パン、そして
カレーやスープ、ポリアルと言う炒め物が、給仕されます。
南インド
の人
にとってサンバルは、日本人にとっての味噌汁
でしょう。中に入れる具によって変化するので、毎食でも飽きが来ません。
作り置きをしないのも味噌汁と同じなら、サンバル用のマサラ(ミックススパイス)
を作っておくのも、各家庭で手作り味噌を作っておくようなものです。
又、南インド
では高温多湿のためか、料理は全体的にかなり辛いのが特徴です。これは唐辛子の持つ防腐作用を期待してでしょうか?そこには辛みの強い唐辛子が採れる
そうです。
スパイスも北インドなどとは少し違い、医食同源の考えで使われます。
東南アジアでも使われてるココナツミルクやタマリンドなども使われ、植物油を使用する事が多いので、ヘルシーでもあります。
