2015年11月1日 Trail des Hospitaliers | ピレネーの麓でRUN & RIDEファミリー

2015年11月1日 Trail des Hospitaliers

今年一番の夫のレースはこちら。
Trail des Hospitaliers
(75km 4000D+)


フランス中南部 アヴェロン県(Aveyron)の小さな町Nantを朝5時スタートのトレイルレース。




"FESTIVAL"ってくらいですから、レースは前日の10月31日にも色々あります。

でもって、この1週間前には
GRAND TRAIL DES TEMPLIERS (76 km 3050 D+)なんていう大会もあるトレイルがわんさかある地域です。


今回は娘っ子達は義理実家でお留守番をしてもらい、夫婦で2泊3日の小旅行遠征に。
悩んだのはホテルをどこにとるか。
レースのスタート・ゴールの町Nantはそれはそれは小さな町。
レースを走る夫にとってはこの町にホテルをとった方が楽なんだけど、、、レース中ひまな私はどう時間をつぶすか。
トレイルレースなわけで、コースの大半が山の中。しかも初めて訪れる場所だし、私が1人で何ポイントも夫を応援に行けるわけがない(行く気もさらさらない!)

そんなわけで、夫が死に物狂いで走っている最中、のんびり私は観光をしていられる街、、、
Millau(ミヨー)にホテルをとることに。
レースがあるNantまで車で40分ほど。

ミヨーと言えば、『ミヨー高架橋』
〝英国人建築家ノーマン・フォスターが設計し、2004年末に開通したミヨー高架橋は、全長2460メートル、主塔の高さは343メートルにも達する道路専用の斜張橋です。タルン川渓谷に架かる主塔が世界一高い橋〟



遠征レースで何がきついかって、食事です。
フランスの田舎街にある、レストラン。レース前の食事を考えて食事をするとか難しいです。

前日の朝家を出発し、お昼はお手製おにぎり。
(私にとっては旅行なのに自分で握ったおにぎりをランチにしないといけない切なさ具合)
問題は夕飯。
なんなら夕飯分もおにぎり持ってくればよかったよ。
夕飯は外食で済まそうと決めてたものの、、、翌朝5時スタートのレースなわけで
できるだけ早く夕飯を済ませたい夫。
でも、ここはフランス。19時前に食事ができる場所なんてほとんどありません。
翌朝の支度を済ませ19時ジャストにホテル横のレストランへ。
夫は、この地方の名物、羊のブルーチーズ、ロックフォールのパスタをチョイス。
レース前のカーボインだからしょうがないこんなもんと割り切って食べてたけど、全く美味しくないw
私はこの地方名物のアリゴ(じゃがいものピュレにチーズがまざったもの)と鴨のコンフィ。
私たちの料理が出てくる直前に「チーン」って明らかにレンジの音がしたんだけど、一体レンジで温められたのはどれだったのか(´_`。)
そんな値段だけは立派な夕飯を済ませ、早々に就寝。
夫は3時起き。3時半くらいにはホテルを出発していきました。

ランナーズアップデート的なものもないので、私はブラブラ観光しながら夫からの連絡を待つのみ。

夕方4時ちょい前くらいに無事完走したとの連絡が。
タイムは11:28:37
500人参加中109位(118名がDNF)
終盤で膝が痛くなり下りは全く走れなくなってしまったらしく、無事完走はしたものの、悔しい思いをしたよう。

夫よ、よくやったよ。

finisherTシャツ 参加賞的なものは何もなかった。。。