願望・・・そして古民家 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
このことに批判は一切受ける気がないので
その点ご了承の上、お読みください。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活中。
何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

日本に帰りたい・・・

 

その気持ちが日々募っている。

 

ちなみに・・

オマーンの空港の状態は。。

7月5日の現在は閉鎖。。

 

しかし、月に2〜3便

オマーン国内の大手の会社が出資して

飛行機を飛ばしているそうな。。

 

つまり。。

大量の解雇・解雇見込みの外国人労働者が

オマーンにいて

彼らを出国させるために

チャーター便を出していて。。

これに相乗りという形で

その他の対象の人が

チケットが取れるか

取れないか・・そんな状態。

 

これは多分なのだが、

チャーター便を使い会社は

自分たちの社員のための席を優先的に確保して

確定した後

その他の人に飛行機の情報を流す感じだと思う。。。

 

だからそのフライトの情報は

いつも突然やってきて

1週間後に出国とか・・そんな短期間で

情報が流れる。。

 

そして

チャーター便だからなのか

値段はいつもより若干たかめ。

まあ、仕方ない。

 

とはいえ、飛行機が飛ぶのは

イギリス・ヨーロッパ方面が圧倒的に便数が多く

日本方向へは

なかなか飛行機の便がない。

 

 

つまり、

愛犬ウニを連れて帰るには

ウニの体調面を考慮して

なるべく短距離がいいため

「イギリスに一回飛んで日本に帰る」

というプランは

私の中ではない。

 

つまり・・・

今現在進行形で日本には帰れない状態。

または、そのルートを確保できてない状態。

 

もうすぐドバイの空港が再開する?

いや、もう再開してるのか?

ということらしいのだが・・・

肝心の

オマーンからドバイへの飛行機が飛んでないため

これまた今は出れない状態。

 

 

いまだに空港が閉鎖。。

これは私の最悪パターンのシュミレーションでも

予想はできてなかった。

 

最低でも6月の終わりには。。

というのが私の予想だったのだが

現実は思いの外遅い。。

 

まあ、7月中旬にはオマーンも空港が・・・という

噂がないわけではないが

毎日1500人単位で感染してるのに

あと数日で空港がオープンになるのか?

と、現実味がない気がして

予想はなんだかんだ言って8月後半まで

伸びるのではないか。。運が良ければ。。。と

いう感じかな。。。。

 

ちなみに、ウニを連れて帰るのに

日本に申請するのは

期限ギリギリで40日前まで。。

 

今の段階で、もしイギリス経由で帰れたとしても

フライトの情報は

1週間前とか・・

すごく突然情報がやってくるので

40日前までにチケット買って

その情報を記載して申請なんて手続きは

できない状態だ。

 

この状態がいつまで続くのか。。

11月にはウニを連れて日本に帰りたいけども

この状態が続くのなら。。

事実上、日本に帰ることは出来ない。

 

そんなことを考えると

落ち込んでしまう。。

 

 

あまりに落ち込みすぎて

考えないようにした私。

そして、現実逃避を始める。。

 

日本に帰るには。。

そんなポジティブな考えに変換した私。

 

日本に帰ったら

家がいる!

 

家を探そう!

 

 

私の趣味は家探し。。

家に関わることは大好きなのだ。

 

だから、日本の物件情報サイトを

くまなく調べ始める。

 

夫とどんな家がいいのか?

そんな話を随分した。

 

日本に帰りたいがために

イギリス人夫に日本を具体的に感じさせるための作戦だ。

 

夫は日本が嫌いじゃないし

イギリスに帰るつもりはないらしい。

 

しかし、夫の恐ろしいところは

日本・イギリス以外の選択肢が常にあること。涙

 

100歩譲って

仕事の関係で日本・イギリスに帰れない事情はわかる。

とはいえ、もう「イスラムの国」に行くのは嫌な私。

 

何が嫌って。。。

正直に不便だ。

酒がダメ

豚肉がダメ

から始まって

ダメダメなことが多すぎて

普通の生活がしにくいのは事実。

 

まあ、お金払えば・・・

ライセンスあれば・・とか

行くとこ行けば・・とか

抜け道はあるんだけども

そうじゃなくて

私は普通に生活がしたい。

 

「今日、酎ハイが飲みたい気分〜!

今からコンビニで買ってこよう!」とか

そんな日本では普通のシチュエーションに

今は相当憧れている。。。

 

足りないものがあれば買える環境。

一から作らなくていい環境というのは

今の私には本当に羨ましい限り。

 

そして、約束。。

この約束が果たされる可能性が

半分以下の生活が

もう、嫌。

 

今もエアコンの修理を頼んでるのに

2週間もきてない。

毎日電話して

毎日来るっていうのに

全然こない。

 

こういうのを追いかけ続けるのも

もう嫌だ。

 

人に優しくしたい。

いつも疑いたくない。

礼儀正しくしたら

礼儀正しく返される

そんな普通のことが

普通に行われる社会に身を置きたい。

 

でも、こういうのって

本当は普通じゃなくて

特別なんだって

ここにいると思い知らされる。。

 

だから、日本じゃなかったら

せめて普通のところがいい。。

 

しかし、それは建前で

本当は日本がいいに決まってる!

 

だから、日本こんなにいいんだぞ!を

アピールするため

夫の好みの家を探す。

 

夫の好みの家・・

それは古民家。

 

 

まあ、全員の外国人が・・・とは言わないが

結構多くの外国人が

日本家屋に憧れを抱いている。

 

日本家屋だけならいいが。。

古民家に憧れを抱く人が後を絶たない。。

 

 

この背景には

日本人には想像できないお家事情がある。

 

イギリスでは

家の価値は古いほうが価値があるとされている。

 

夫いわく

そこに建てて100年経ってるということは

それだけ安定していることを意味するのだそう。

さらに100年間、悪いところを直しつつ建っているわけだから

もう、問題はないはず・・・という考え方。。

 

しかも、昔の方が今のようなチープな素材を使わず

高級な素材を使ってることが多いので

その建材だけでも価値がある!

 

しかも、古い家はその国の素晴らしい文化を含んでいる!

 

というのが彼らの理念。

 

まあ、イギリスは石やブロック造りなんでね?

その概念があるのは

わからんでもないけども。。

 

 

で・・

この考え方から夫は

日本でも築100年前後の物件が

ストライクゾーン。。。

 

 

正直、私のストライクゾーンからは

外れてるんだけども。。

 

しかし、夫を日本に取り込むためには

私も古民家の勉強をして

否定するだけじゃなくて

現実を理解して受け入れる努力をしよう。。。

 

こうして私は、

興味もなかった古民家を勉強し始める。。

 

で、以下が勉強結果。

 

古民家。。。

 

物件サイトで古い家を古民家!と書いてあることが多いけども

古民家にはある特徴がある。

古ければいいってもんじゃない。

 

古民家は

大きな梁で家を支え

和室が隣り合わせの田の字な間取り。。

各部屋の襖を開けると大広間になる

そんな作り。



つまり今流行りの

大きなオープンスペースにしやすいというメリットがある。

大きなリビングを作るのは簡単そう。

 

しかしその分、

今時の「部屋を仕切ってベットルーム」とかいう間取りに

もっていきにくく。。

寝室を作りだすのに

若干、発想の転換が必要になってくる。

 

また、キッチンが土間に設定していることが多く

若干リノベーションを繰り返した家は

キッチンが普通のものと土間のもの

2つあったりして

ちょっと複雑。。

 

LDKにするなら

これまた想像力が必要。

 

夏涼しくなるように設計されている。

そのため、家のあちこちに隙間があることが多い。

特に縁側。

縁側の板と板の間を

計画的にほんの少し隙間風が入るように間隔をあけていることが多い。

明治の建物が大体そんな作りだ。

そして、隙間が多い分、

虫がすごいらしい。。。涙

それは嫌だな。。。ううう。

 

しかし、夏が涼しい分、

冬は隙間風が厳しく。。

家の中は半端ないほど冷え込むらしい。

 

つまり、古民家をリノベーションする場合

「断熱材」を入れる必要がある。

これを怠ると

冬が過ごしにくく

夏はクーラーが効かないという

機能としてのデメリットがある家になってしまう。

 

 

また、古民家には土間があるのも特徴。

 

実は今、土間は流行ってる。

新築でも土間を取り入れているデザインというのがあって

今日本の昔ながらの土間というのは

見直されつつある空間。

 

実は、夫もこの土間が好き。

 

土間はいいのだけれど

土間の状態が悪い場合が多いので

多くの場合

綺麗な表面にするためモルタルなどで

リフォームする人が多いらしい。

 

風呂。。

五右衛門風呂は流石に少なくなってはいるが

タイルの風呂に移行してる古民家が多く

水漏れなどの問題で

バスルームの痛みがひどいことが多い。

 

古民家でトイレが下水につながった水洗トイレなのは奇跡。

運がよくて水洗だけど汲み取り・・

運が悪くて いわゆる「どっぽん便所」

古民家のリノベーションでトイレと風呂は必須のよう。

 

 

そして。。一番きにするべきはシロアリ。

 

古民家の土台はシロアリが来やすい状態になっている。

 

今時の家は

土台は全てコンクリートで埋まっていて

木がコンクリートの上にある状態。

 

しかし、古民家の多くは土台は土。

土の上に平らな石?があり

その上の木がある状態。

 

シロアリは蟻の巣を使ってやってくることが多いのだとか。

つまり、土からだとシロアリが

いつでも這い上がれる状態。

 

もちろん、コンクリートだからといって

大丈夫ではないんだけども

少なくとも直接土の上にあるよりはマシ。

 

まあ、どちらも言えることは

シロアリさんは湿気が好きなので

湿気が多いのはだめ。

 

床がある程度高く

換気がされる構造のものであれば

古民家の作りでももちろん、シロアリはこない。

 

つまり、古民家を買うなら

シロアリ退治や予防をし

床下の湿気対策も必要。

 

そして、免震。

古民家に今時の耐震構造はない。

今の家は地震に耐える構造。

 

で・・

古民家の場合は

昔ながらの免震構造。

家が石の上に建ってるのは

地震で揺れた時

固定されてない分

梁と柱も地震と一緒に揺れ

壁は崩れて免震し

地震後は

家の柱だけが残るという構造らしい。

 

しかし、この免震方法は

震度6以上の地震には耐えられるように

作られてないと言われている・

しかし。。。

実際は地震の多い地域で

100年以上生き残ってる古民家があるので

まあ、ある程度の効果があると言えるのかもしれない。

 

九州なので

地震はそこまで気にすることはないと言いたいが

免震・耐震構造があったほうがいいに決まってる。

なので、ここにもお金をかけることになる。

 

 

とまあ、いろいろ勉強して感じたことは、

 

古民家はそのまま住むには難しく。。。

快適に住むようにするのなら

リノベーションにかかる費用が

「半端ない」ことは確かだ。

 

古民家の魅力は

そのデザインと広さにある。

しかし、それと同時に

今のスタンダードに基準を合わせるのなら

内装以外でかかる費用が

かなり大きいことがポイントだ。

 

なので、古民家を選ぶ場合

これらの問題が少しでも少ないものを選ぶことが

ポイントになる。。

 

正直、古民家を勉強して

私は古民家が少し好きになった。

デメリットが多いものの

確かにかっこいいのは間違いない。

リノベーションする側に

多少のセンスが必要なのも

なんだか面白い。

 

ただ・・

古民家を安く買っても

リノベーションで新築並みにかかるので

その計算をきちんとできないと

高い買い物になってしまう。。

 

つまり、古民家を買う時

古民家=家として安い

ではなく

古民家=リノベーション素材の一部

と考えるほうがいいということ。

 

 

 

こうして

勉強を終えた私は

実際に古民家をサイトで

物色し始めるのであります。。