『虹の橋』という作者不詳のこの詩は、飼っているペットを亡くされた方の間では有名な詩です。


5年前、実家で飼っていた猫のサンダーが亡くなりました。

16歳でした。

私が大学生の時にもらってきてから私以上に私の家族と一緒にいてくれたサンダー。

とりわけ母は毎日腕枕をしながら一緒に寝ていたので亡くなったショックは大きく、酷く落ち込んでしまいました。

その話を友人にしたところ、この『虹の橋』の詩を教えてくれたんです。


サンダー(16歳)↓


ひろみのブログ


先日、お友達の飼っている猫ちゃんが亡くなったと聞いてこの詩の事を思い出しました。

詩の内容が本当かどうかは分かりません。

でも、この詩で少しでも心が安らかになるのであれば、それはそれでいいですよね?


『虹の橋』

天国の一歩手前に、『虹の橋』と呼ばれる場所がある。
地上にいるだれかと親しくしていた動物は、死ぬとその『虹の橋』へ行く。
そこには、草地や丘がひろがっていて、動物たちはいっしょになって走ったり遊んだりすることができる。
たっぷりの食べ物と水、そして日の光に恵まれ、彼らは暖かく、快適に過ごしている。
病気にかかっていたリ歳をとったりしていた動物たちは、ここに来て健康と活力を取り戻し、傷ついたり不具になったりした動物たちも、もとどおりの丈夫な体を取り戻す。
過ぎ去りし日の夢の中でのように。

動物たちは幸せに暮らしているけれど、ひとつだけ不満がある。
それぞれにとって特別なだれかが、あとに残してきただれかがいないのを寂しく感じているのだ。

動物たちはいっしょに遊んで時を過ごしている。
しかし、ついにある日、そのうちの一匹が足を止めて遠くに目を向ける。
目はきらきらと輝き、体はたまりかねたように小刻みに震えはじめる。
突然、彼はみんなから離れて、緑の草地を跳ぶように走っていく。
あなたを見つけたのだ。
とうとう出会えたあなたたちは、抱き合って再会を喜びあう。
もはや二度と別れることはない。
喜びのキスがあなたの顔に降りそそぎ、あなたの両手は愛する友の頭と体をふたたび愛撫する。
そして、あなたは信頼にあふれたその瞳をもう一度のぞきこむ。
あなたの人生から長いあいだ姿を消していたが、心からは一日たりとも消えたことがないその瞳を。

それから、あなたたちはいっしょに『虹の橋』を渡るのだ。