心のセラピストつるみひろこです。
2014年(今から11年前)に、
私が、ビリーフチェンジ
「プロセラピスト養成講座」
を修了した時に書いたアンケート。
講座に参加する前、
どんなことに悩んでいましたか?
当時記入した、いくつかの悩みは、
その後、どうなったのか?
前回の記事↓のつづきです。
つづいて、
こちらのお悩み。
感情を感じにくくなっている、
抑えているところがある。
どうなったのか?
結論から言うと、
自然な感情を
感じられるようになりました。
知らず知らずやっていた、
感情を麻痺させる癖が
じわじわと
時間をかけて緩んでいきました。
わりと淡々としていて、
そんなに腹も立たないし、
あんまり感情が湧き上がらない。
私はそういう性格だと
思っていたけど、
本来は違ってたんだ。と知りました。
ところで
自然な感情って、何でしょうか?
それは、
不快な感情
=腹がたつ、嫌、納得いかない
悲しい、寂しい、怖い、不安など
そして、
快の感情
うれしい、楽しい、心地いい
などです。
生まれたての赤ちゃんは、
快・不快がはっきりしていて
泣いて表現しますよね。
あれが本来の自然な姿です。
お腹がすいた=不快=泣く
↓
ミルクがもらえる
一人では生きられない赤ちゃんは、
お世話をしてもらうため
ミルクをもらうため=生きるために、
快・不快の表現が必要なのです。
でもその後、私たちは、
成長していく中で、
愛されるためには
どう振る舞うといいか?
を考え始めます。
ところで感情って、
「よくないもの」というイメージが
ありませんか?
特に、
不快感情(=怒り、悲しみ、恐怖)に
よくないイメージが
刷り込まれがちかなと。
「すぐ泣く!」とか、
「泣けばいいと思って」とか、
「そんなことくらいで
腹を立てるなんて」とか
「怖がりだなぁ」とか、
まるで、そう感じるのがダメ
おかしいこと、よくないこと
と思ってしまう関わりを
周りから受けることが多いと、
これはよくないものなんだ。
さらには、
こんなふうに感じるのは
私がおかしいのかも。
そうじゃない感じ方が
できるようにならないと。
そんなふうに
思ってしまったりします。
特に、子どもの頃は、
大人の言うことがすべて正しい
と思ったり、
周りの雰囲気を察して
そう思い込んだりします。
だって、
嫌な顔をされたくないし、
怒られたくないから。
愛されたいから。
だから、
(本当は嫌だけど)
(本当は悲しいけど)
(本当は怖いけど)
我慢する、麻痺させる
ダメなものだから。
時に、我慢したことを
褒められて、
あ、これすると褒められるんだ。
と、知らず知らず
感情を出さないように
自分を鍛えていってしまう。
そんなふうに
あるけど、ないことにした感情は、
抑えたら無くなるのか?
と言えば、
残念ながら、
無くなりません。
未消化の感情が、
身体の中に溜まっていきます。
溜まっていって、
心のコップが溢れそうになると、
ちょっとした刺激で
溢れて爆発します。
それが、私に時々起きていた、
・作品展の時期になると荒れる
・祖父のちょっとした言葉に
イラッとして言動がキツくなる
という状態だったんだなと
今振り返ってみると、わかります。
セッションを受けていると、
今の悩みにつながっている
過去の体験が浮き上がってきて
その時のことを再体験する場面が
よくあるのですが、
セラピストさんと共に、
安心・安全な環境で
自分の心を探っていくと、
自分では気づかなかった
かつて子どもの頃に
我慢した感情に気づいて
びっくりすることもあります。
腹立ってないと思ってたけど、
実は私、
そんなに腹が立ってたんだ、、、
嫌じゃない平気と思ってたけど
私、本当は嫌だったんだ、、、
本当は悲しかったんだ
本当は怖かったんだ
そんなふうに、
感じてよかったんだ。。。
でも、
それどころじゃなかったよね、
そんなこと
感じていられなかったよね、
我慢するしかなかったね、
よく我慢したなぁ。
そんな
新たな気づきもありました。
感情を感じないようにしてる時って、
麻痺させてることにも
気づいていないから、
それが普通で、
全然困っていなかったりします。
だけど、なんか
モヤっとしたり、イラッとしたり、
スッキリしません。
そう。
感情って、自然に感じられると
スッキリするんです。
さんざん泣いたら
気が済んだ
あー、腹たつ!って
ブツブツ独り言でも
文句を言ったら気が済んだ
という経験、
あなたも、したことありませんか?
不快感情は、厄介なものではなく、
腹が立つも、悲しいも、怖いも
とっても大事な感情です。
それぞれ内側から
湧き上がってくるものだから、
コントロールできるものでは
ないんです。
でも、出し方がおかしくなると
よろしくありません。
例えば、怒りをぶつけるとか
(それは攻撃であり、
怒りではない)
泣くことで、
相手をコントロールしようとしたり。
そうではなく、
自分の中から湧き上がるその感情に
気づいて、
そういう気持ちがあるなぁと認識し、
ただそれを感じる。
必要に応じて、
相手に自己主張する。
(ぶつけるのではなく、
私はこれが不快ですと伝える)
私は、心理を学んで初めて、
感情は大事なものなんだと知りました。
どう感じるのかは
人それぞれなんだということも。
セッションの中で
サポートを受けながら
感情を大事に感じる時間を
積み重ねていきました。
そうやって、
自分の感情を、だんだん
自然に感じられるように
なっていきました。
急には無理で、じわじわでした。
一人では、難しかったです。
そんな中、ある時、
あれ、なんか、
日常が、色鮮やかに
なっているなと気づきました。
まるでモノクロから
カラーになったみたいな感覚です。
感じるアンテナの感度が上がって、
うれしい!楽しい!
これ好きだー!
という感覚も増したからかなぁ。
快・不快が、
身体のサインとして
わかりやすくキャッチできて、
自分の感覚に
気づきやすくなっています。
(当社比)
そして、それに伴って、
コミュニケーションが
シンプルになったのも
うれしい変化です。
うれしい=「ありがとう」
ピンとこない=「今回はやめとくよ」
気持ちを言葉にして伝えたり
シンプルに断れたり
もうちょっとこうだと
うれしいという要望を伝えたり
必要な時は、
毅然とした態度を取れたり。
ごちゃごちゃ考えたり、
めんどくさいコミュニケーションを
することが断然減りました。
感情を感じられるからこそ、
人生を豊かに味わえる。
自然な感情を感じられるから、
変なストレスが溜まらず、
心健やかに過ごせる。
感じる力を取り戻せて、
本当によかったです。
さて次回は、こちら。
自分の本音を言えない。
自分に自信がない。
人の反応が気になる。
この悩みは、どうなったのか?
え?この流れからすると、
どれも解決したんじゃないの?って?
さぁ、どうでしょうか。
続きをお楽しみに〜^^
(つづく)↓
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