心のセラピストさはしひろこです。

ビリーフチェンジセラピーで、
「誰かみたいになろうとせず、
ありのままの自分を輝かせる生き方のサポート」
をしています。

名古屋を拠点に、
京都、東京での出張セッションも承っています。


「自分がない」


先日の記事のつづきです。

支払ったはずの車の代金。
10万足りなかったと電話をもらい、
(そうなんだ!)と、
のこのこ払いに行こうとした危なっかしいワタシ・・・。

そのいきさつを書いた前回の記事は、コチラ。
「自分がない」とどうなるのか?
私は、こんなことやらかしてました。



心理的な反応として、

相手の意見に対して、
自分はどう思うのか?を冷静に考えられなくなる。


自分のことよりも
相手の言う事を重視してしまう。

という、
私が無意識にしていた自動反応


そう、まさに

「自分がない」私に起こっていた反応。



でもこれ、
普通に考えてみたら、
10万足りないって、ありえない話ですよね。

ははは。笑っちゃいます。

10万足りない状態で支払いを済ませるのって、
なかなか至難の業だと思うし。

そんなちょろまかしをする方が、
めっちゃ難しいと思う。。。

なんですが。

10年前の私は、あっさり、
(そうなんだ。。。)

(あぁ、私、払いそびれたかも・・・)って。

明らかに、自分を信用してない。

自分に信頼されてないワタシ。
今思うと、なんだか可哀想・・・。




その頃の私には、
心理学の知識は全くありませんでした。

だから、その時自分に
なぜそんな自動反応が起きていたのかは、
全然わかっていませんでした。

でも、その話を聞いた周りの人が全員、
「そんなのありえない。失礼な話だ!」
って怒りを感じているのに

(え?そうなの?
そんなに失礼なことされたってことか。。。)
ってキョトンとしてる私。

この温度差に、何だか違和感を感じてました。

(私、大丈夫かな・・・)って。

だって、
正当に主張していいはずの事を、
私は主張していいとは思えてなかった。


その現実に直面したから。


この先また同じようなことが起きた時、
(私、大丈夫かしらん・・・)と不安を覚え、
今回の事を教訓に、
(何事も一人で判断せず、誰かに相談するようにしよう。
私の判断、危なっかしいから。)
という結論でこの出来事を終息させた私。

これまさに、強化行動ーーー。

『私は危なっかしい。間違う。』

というビリーフ(信じている間違った思い込み)を、

更に強化させてましたね。。。

そしてますます「自分がない」状態を増長させていっていた・・・


その後、ビリーフチェンジと出会った私。

「自分がない」

つまり、

正当に主張できないのは、
周りの人の不快な態度から
自分を守る事ができていなかったからだ
ということだと気づきました。

本来、自分を守るためである、怒りの感情。

その怒りを使えていなかったんです。


ビリーフチェンジのセッションを受け始めた頃、
「さはしさん、怒り使えてないですね。」って言われて
キョトン?としたワタシ。

怒りって?
そんなに腹立つことないし、
怒りを感じずに済むならその方がいいんじゃないの?

怒りって使えないと何がダメなの?

そんな心境でした。

でもですね、
怒りって人間にとって、とても大切な感情なんです。

自分や、自分の大切な物を守るためには
怒りの感情がとても大切。

怒りって必要なんです。

それは感情的になってギャーギャー怒ったり、
イライラをぶつけたりするのとは違います。

それは怒りではなく、キレてるだけ。

怒りとは、

「それは不快です。」


って、主張する事。



その頃、(怒りなんて無いし・・)
と思っていた私ですが、
本当はありました。

あるのに、抑えていただけ。
(本人無自覚)

その証拠に、
周りからそんなのおかしいよと言われて
そうなのかと思い始めた私は、
ようやくムクムクと腹が立ってきました。

せっかく新しい車を買って気分良かったのに、
なんでそんなミソ付けられなくちゃいけないの?

あのオジサン(営業さん)失礼だ!

これって、あの店の教育がなってないんじゃないの?
そう言えば、車の受け渡しの時も、
なんとなく嫌な感じの対応だったし。

色々決めつけるような言い方されたり
一方的に話を進められて気分悪かったし。

と、あとからあとから、
そう言えば・・・の怒りが湧いてきたんです。

ないと思ってたのにあったー。



後日その営業さんは、店長さんと共にお詫びに来られ、
もちろん追加のお支払いはすることなく終わりました。

今後その営業さんは外して、
所長さんが担当しますと言われたけど、
気分が悪くて、結局そのお店には寄り付かなくなった私。


これ、何が問題って、
その出来事が起きた時に、正しく怒りを使えなかった事です。

周りの人の反応から、
(あぁ、いいんだ)って気付いてはじめて、
自分の怒りを感じる許可が出せた状態でした。


コレ、
「怒りを感じたけどそれを使えなくて主張できない」
という、怒りの自覚がある状態ならまだしも、
「怒り自体を感じられていない」って状態でしたから、
かなり重症でしたね。



その後、ビリーフチェンジをしたお蔭で、
怒りをちゃんと感じられるようになったワタシ。

今の私だったら、
「10万足りないんです」って言われたとしても、
反応が明らかに違うと思います。

(わーどうしよう、、、)とおびえて、
相手の言い分を真に受けてしまうことはないし、
逆に、
(何なの、失礼じゃない!)って、
カッとして感情的に反論するっていうのとも違います。


『私はきちんとお支払しました。』という事実と、
『そういう対応を受けてとても不快です。』ということを
ただ伝えるだけ。

それはただ、ちゃんと自分を信用しているだけ。
そして自分を大切に扱っているだけ。


(そう言う事にしておこう・・・
私さえ我慢すれば・・・)という、

「自分がない」

状態は、
無意識に、自分を粗末に扱っています。



自分を信頼して、
自分を大切に扱えるようになると、
不快な時にきちんとそれを主張できる自分でいられます。

自分の不快な感覚、ちゃんと感じられてますか?

そして、その感覚をなかったことにしないで、
相手に伝えられてますか?

我慢する事が得意になってませんか?

「自分がない」

ないのではなく、ない事にしているだけ。
本当はあるのです。

不快さをマヒさせているだけだから。

私、完全にマヒしてましたね。
でも大丈夫。
ビリーフチェンジでちゃんと取り戻せました。

マヒさせてしまった事情がちゃんとあるんです。
その方法で、子どもの頃は自分を守ってきたんですよね。

でも、もう子どもの頃とは違うんです。

「自分がない」

そんな状態はもうやめにして、
あなたも自分を取りもどしませんか?


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