教育にも流行があります。

 

 

時代の変化に合わせて

子どもに何を教えるべきかも

変わってきています。

 

 

例えば

英語力の重要性は

長らく語られてきました。

 

 

最近では、パソコンや

インターネットの発達に伴い

プログラミングの知識が

必須とも言われています。

 

 

また、成熟社会を生き抜くためには

お金と賢く付き合うための知識も

重要だと言われています。

 

 

一方で

子どもが勉強に費やせる時間は

有限です。

 

 

何かを学ばせるなら

別の何かは諦めなければならない。

 

 

「わが子が大人になった時に

本当に必要な知識って何だろう」

 

 

と思い悩むことはないでしょうか?

 

 

子どもがあと15年で

社会に出るとすれば

それまでに必ず学ぶべきことがある。

 

 

これは間違いありません。

 

 

けれども、何をどこまで学ばせるかは

今の私たちに

見通すことは出来ません。

 

 

時代の変化はますます速くなっていて

15年後の社会は

私たちが生きてきた社会とは

大きく異なっているはずです。

 

 

そもそも、子どもが

どんな人生を選択するかによって

必要となる能力も

変わってくるのではないでしょうか。

 

 

だから、私は子ども達に

「学び方」を教えています。

 

 

そうすれば、子どもが将来社会に出て

新しいことを学ぶ必要に迫られた時

それが何であれ

自分自身の力で身につけることが

出来るからです。

 

 

では、どうすれば子どもに

「学び方」を教えられるのでしょうか?

 

 

もっとも大切なのは

子どもに「学ぶ楽しさ」を

実感させることだと思います。

 

 

学校の授業で習う数式や名称を

丸暗記するのは苦痛だとしても

自ら主体的に学ぶことは

決して辛いことではない。

 

 

むしろ、今まで知らなかったことを

知ることで自分の世界が広がり

達成感や満足感を得ることが出来る。

 

 

この積み重ねこそが

子どもの「学ぶ楽しさ」を

育んでいくのではないでしょうか。

 

 

ロール・プレイング・ゲームなどに

代表されるゲームは

本当に上手に設計されていますね。

 

 

小さな達成感がすぐに得られるように

作られているだけでなく

あと一歩で上手くいきそうなのに

成功出来ないハードルまで

用意されているんです。

 

 

少し努力すると、そのステージが

クリア出来て満足感が得られる。

 

 

すると新しい景色が見えてきて

もっとやりたくなる。

 

 

緩やかな坂道はあっても

巨大な段差はない 

= バリアフリーなんです。

 

現実世界の学びも、このような

バリアフリー・コーチングにしたら

子どもが躓くことなく

新しいことを学べますね。