あまり、花言葉に興味を示すロマンチストではないのですが……(笑)。
水仙の花言葉は、「自己愛」とされています。
ギリシャ神話に登場するナルキッソスは、神の呪いを受け、他人を愛することができなくなりました。
ふと、水面に映った自分の姿に目を奪われ、恋するあまりその場から離れられず、最後には衰弱死してしまいます。
彼がこの世を去った後、そこには水仙の花が咲いたそうです。
水仙の学名のNarcissusは、この神話に基づくとされ、自己愛を表す「ナルシズム」の語源とされています。


小原流では、水仙を様式本位でいける場合、難しい点として、葉組とともに花を表情よくいけることが挙げられます。
水辺で自分の姿を見つめるナルキッソスを連想させるごとく、水仙は花がうつむいているのが特徴です。
しかし、いけばなでは花は下に向けないのが原則……。


この続きは本誌にて。
(「小原流挿花」のご購読は、下記よりお申込みください。)

小原流教材カタログ「花もあ」