何あれ!?(月刊誌『小原流挿花8月号』より抜粋) | 小原宏貴オフィシャルブログ「家元のひとりごと」Powered by Ameba

何あれ!?(月刊誌『小原流挿花8月号』より抜粋)

輸送技術や鮮度管理の進歩により、熱帯の果物を国内で目にする機会も徐々に増えつつありますが、レンブやバンレイシなど、ご当地でしか味わえないものもまだまだたくさんあります。
そして時には、とても気になる姿かたちをした、見たことのない果実に出会うこともあります。


とある日、沖縄の石垣島を運転していた時でした。
白線もない鬱蒼とした林道を車で進んでいると、右側の車窓から、不思議な木が生えている光景が目に飛び込んできました。
黒くてツヤツヤした実で、まるで大きな巨峰のような姿。
度肝を抜かれたのは、その実が枝ではなく木の幹に、直接、びっしりとくっついていたことです。


「何あれ!? キモチワルッ!!」


木の幹がイボで覆われたようなありさまに、思わず心の中で叫んでしまいました。
先を急いでいたこともあり引き返すこともできず、心残りではありましたが、その時はそのまま過ぎ去るのみでした。


こうして、――何やら気持ちの悪い実のつき方をする木が、この世には存在する――ということが、私の頭にインプットされました(笑)。
 

 

 

 

この続きは本誌にて。
(「小原流挿花」のご購読は、下記よりお申込みください。)

 

小原流教材カタログ「花もあ」