新たな1年がやってきました。
気がつけばこのエッセー「行ったり来たり」も、なんと5年目に突入!!
まさかこんなに長い連載になるとは想像だにしていませんでした。
気軽に引き受けてしまったのが運の尽きだったのか、
毎月原稿に追われています。
本年もゆる~くいこうと思いますので、
「行ったり来たり」にお付き合いよろしくお願いします。


さて、今から約半世紀前。はじまりは小原流東京支部。
それまでにない新たな組織が生まれ、
このムーブメントはやがて全国に拡大していきました。
――それは、今日にもつながる各支部の青年部です。


四世家元小原夏樹が提唱した青年部活動は、若い世代の会員が中心となり、
いけばなの枠を越えたさまざまな活動を展開してきました。
自然素材や身近な生活用品など、
いろいろな素材を使用した作品の野外展示では、
どんな作品を制作するのか、産みの苦しみ、試行錯誤、
実際に形になってゆく喜びや楽しみを、大勢の仲間で分かち合えます。
そういう分かち合いこそが、青年部活動の特色でもあります。






この続きは本誌にて。
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