これがWHOのロゴマーク。
これがバフォメット。黒ミサを司る山羊(ヤギ)の頭を持った悪魔の膝下にはWHOと同じヘビがいる。
支えとなる杖も同じ形をしている。
キリスト教からすればこれは悪魔崇拝と考えられ異端者扱いされる。
しかし、実はキリスト教のもっと前からケルヌンノスという神が崇拝されていた時代があった。
ケルヌンノス『角を持ったもの』を意味している。
欧州では、このケルヌンノスを模した格好をした祭典があったという。みんなが角の被り物や衣装を着てお祭りをしていたそうだ。
これを面白くないと思ったキリスト教徒がケルヌンノス(角を持ったもの)は「悪魔崇拝だ」とでっち上げた。
断崖絶壁でも上に上に登っていこうとする山羊(ヤギ)は神のところへ向かう冒涜する生き物というイメージから悪魔崇拝の頭は山羊(ヤギ)となっている。
あぐらをかいたケルヌンノス(角を持ったもの)とバフォメットのポーズがかぶる。
一方では「神」であり他方では「悪魔」。
宗教こそが「仮想敵国」を作る原因ではないか?
山羊(ヤギ)は人に懐かず言うことを聞かないから悪魔と見立てた。そして、人に懐き言うことを聞く羊は信者と見立てた。
今でも信者のことを羊と表現するのはそういうことなんだね。
ユダヤ教ユダヤ人は2000年前から存在する。この過程を知らないわけがない。
つまり彼らはキリスト教徒ではなく異端者側ということである。だから、敢えて悪魔崇拝をモチーフとしたロゴを多様しているのか?
きっとそうなんだろうな。
そして、この世界を牛耳っているのは「我々だ」ということを他の宗教に対して表しているのだ。
無宗教化している日本人には「そんなことを示して一体なんの意味があるの?」と思ってしまいがちだが、彼らにとっては自分たちの思想こそが正しいという存在意義をかけた訴えなのだ。
そう考えるとイルミナティや悪魔崇拝のロゴの意味がわかりやすい。
個人的には山羊(ヤギ)は可愛い動物だと思う。人には懐かないし近づくと危険。
断崖絶壁を一生懸命に登って草を食べる。可愛い動物だ。
羊も可愛い。人に懐くし危険性はない。
宗教の考えは「神」という抽象的で実際に存在しないものを意味している。まだテクノロジーが存在しないときの想像の物語に過ぎない。
宇宙には地球の砂の数よりも多く星が光り輝いている。
「私が正しい」「あっちは悪魔だ」という考えは、とても小さな世界観だね。
もし我々、人類が他の星や宇宙空間でも生活できるようになったら「ああ、そんなこともあったね」と笑い話になりそうだ。
宗教の問題や領土の争いは、時間とテクノロジーが解決してくれる。
それ以外の解決方法は実際のところ「ない」と断言しておこう。


