アイデアステーションで既に商品化されたアイデアもある。
ストラップでタッチペンの変わりになるキャラクター物だ。
これが1つ500円だったとして8万人に売れた場合、アイデアを考えた発案者の取り分は250万円になる。
商品化されて売れ続ける間はずーっと継続的に収入が入る。
僕が考えた光るiPhoneケースの場合、もっと単価が高い。2000円ほどになる。
そして、これを8万人に売れたら取り分は1000万円になる。
だが、携帯ストラップやiPhoneなので世界中のユーザーがターゲットになっている。アイデアステーション自体も日本や中国、他の国にもマーケットを持っている。
つまりユーザーは軽く3億人を超える。
もし一気にお金持ちになったとしたら・・・・・?
月収がたとえば8000万円ほどになったとしたら、それはスゴイことだろうか?
ちなみにアラブの石油王の資産は17兆円ぐらいある。
フェースブックを作った若き社長は何億ドルもの大金を手にしている。
ビル・ゲイツの資産も何千億ドルもある。
ビル・ゲイツが税関を通るときにフロッピーディスクを見せて、「これには何億ドルもの価値がある」と言ったらしい。
それがOSのWindowsだった。初期のWindows98やその前の段階ではワープロにちょっと新しい機能が付いた程度のものだった。
それでも世界一の金持ちになれるほど、人と違うことをやる人間は稼いでしまう。
僕のアイデアも”今、世の中にないもの”なので、売れれば稼げる。
売れたらもっと付加価値を高めていく。バージョンアップもやっていく。それは他の人にできない自分だけのオリジナリティー。
そう考えるとロングセラー商品などを考えた人ってすごく儲けているなーと思う。
かかと部分がない健康スリッパを考えた主婦は3億円もらったという。
それで?とか、こんなもので?と思ってしまうが、発案者がいなければ、この世の中に存在しなかった物なのだから売れたときは利益還元される。
ありそうでないもの、あるけど使い勝手が悪いものなど改良すれば、それで発案したほうが働くよりよっぽど稼ぐことができる。
歌手がお金持ちなのも、歌が売れたから、その人の作詞・作曲で作ったものだからだ。カラオケでみんなが歌えばさらにその歌を作った歌手はお金持ちになる。
働くことが美徳のように”錯覚”させられているが、お金持ちほど働いていないような気がする。
みんなと同じことをやっていてもお金持ちにはなれない。
製造・生産側ではなく、その一番上のアイデアを出す側が儲かる。
”思考は現実化する””引き寄せる”ことができるのは、自分でアイデアを出して勝負した人だけの特権ともいえる。