外見合い①

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11時に〇〇前で。

待ち合わせ場所を決めたのは私だ。


私の家と相手様の家の中間地点くらい。


今回も着いたのは私が先。


何かね、アンパンマンさんとランチデート。

うん。

着ていく服がすぐ決まったよ(╹◡╹)


よく言えば、気を使わないでいい。

悪く言えば、気にならない。

なんだろう。


すごい楽。


待ち合わせ場所に時間ぴったりにアンパンマンさんはやってきた。


えーと、どうしましょうか?

どうしましょう?



ほんわかすぎる。


女性に慣れていないというアンパンマンさん。



ただ、店の入り口にずっと立っている訳にもいかない。



えーっと、何処か行こうと思っている場所とかありますか?


はっきり聞いてみた。


えぇ。い、一応。
あの、一昨日母親と考えて…



ちょっと待てーーーい。

母親と考えたって何???(°▽°)


唖然とした顔をしていたのか、ひろにゃんさんの行きたい所でいいですよ。

との答え。


じゃあ、お好み焼き食べません??



なんだか、この人とは、おしゃれなランチより、周りもガヤガヤしてる方がいいと思ったから。
楽しく食べたいと思った。


お好み焼き?
いいですね。
行きましょう(╹◡╹)


待ち合わせ場所から近くにお好み焼き屋があって、すぐについた。


お好み焼き屋さんでは、楽しかった。

会話が止まらない。

話でいると、似たような所があって、楽しい。


ただ、気になったのは、
話の所々でアンパンマンさんは言うのだ。


僕なんかと。
僕なんて何も出来ない。
僕なんて。
僕なんて。


なんてネガティブなんだ。


じゃあ、その僕なんかと、楽しくお好み焼き焼いてる私は何なのだ?


アンパンマンさんはぽっちゃりしてる。
私と同じ(°▽°)

子供の頃も、根暗だったと言う。
運動も苦手で、部活も続かなかった。
高校でも、友達は少なかった。
仕事も家の近所だからと決めた。
ちっとも給料もあがらない。


と話してくれた。


その結果が今の僕なんだと言った。

お見合いも断られてばかりで、外見合いに進めたのは私が初めてだと。

ひろにゃんさんは、明るくていい人なのに、何故僕なんかと…
他にも沢山いい人いるでしょ?
ひろにゃんさんなら、僕なんかよりいい人がいくらでもいるんじゃないか?と。


アンパンマンよ。

ネガティブにも程があるわーい。



ちょっと自意識過剰気味に聞いてみた。




アンパンマンさん。
アンパンマンさんから見て、私、モテそうですか?


はい。
正直、とてもモテそうです。


そう?
実は全然モテないんよ。
アンパンマンさん、今日は私なんかとご飯食べて楽しいですか?


え??私なんかって…お見合いじゃなかったら、ひろにゃんさんみたいな人とは絶対出会えてないですよ(^◇^;)



私もです。
さっきから、僕なんて僕なんてって言うけど、アンパンマンさんと一緒にいるとほんわかしますよ。
ゆったりした気分になって楽しいですよ。



ほ、本当ですか?
何か喋らなきゃと思うんだけど、話題が無いんです。


人間24時間喋るわけじゃないんだから(^◇^;)
大丈夫。大丈夫。


アンパンマンさんに似合う言葉は平和。
だな。

空気が平和。
和みます。


それから、いろんな話をした。

車で事故をした事。
これは盛り上がった。
私も去年事故を起こして車を廃車にしてしまったのだ。

それから、漫画の話。


アンパンマンさんは漫画が好きらしい。

私も好きだ。

かなり好きだ。


兄がいた為、昔から男の子のアニメと漫画にどっぷり浸かっていた。


私、子供の頃絶対シャアと結婚するって言ってたんですよー。

これにはアンパンマンさんバカ受け。



話は楽しい。
空気も軽い。
しかし、なんだろう?
トキメキ感はゼロ。


そりゃお見合いだもん。
ときめかないよね。


そして、お会計。


ぼ、ぼくが払います。


和むなぁ。


はい。
お願いします。
ご馳走様です。



楽しい時間だった。