あさじぃの鍼灸備忘録
時本先生が東京出張の後 心臓発作に襲われたのを時ちゃん然谷と内関で治したお話しは以前しました
心臓の病には 心痛と真心痛があるそうです
心痛というのは 心包絡や消化器や腎臓が関係しているもの等 機能的な心臓の病
一方 真心痛は君火の病で あっという間に死んでしまう 今で云う心筋梗塞のこと
君火の病には虫痛 疰痛 風痛 悸痛 食痛 飲痛 寒痛 熱痛 去来痛の9種類があるそうです
前にも云ったように時本先生は イエス様のようで いつも側に寄り添ってくださるのですが 何でも先に立って教えたりやったりしては下さりません
いつもニコニコ笑っているだけ 最後は自分で考えろと
芭蕉の句に
君火をたけよき物見せん雪まるげ
と云うのがあります
皆さんどう読みますか
これは 芭蕉から門人の曽良に 火を焚けと呼びかけられているのであって 君火〔くんか〕とは関係ありません
今日の思い出写真
広島県鍼灸学術大会 特別講演 長崎県 たかひら鍼灸療院・たかひら漢方薬堂 高比良伸哉先生
