この間、初めて温熱療法を受けました。
私が受けた温熱療法は
がん細胞の温度だけを選択的に上昇させてがんを死滅させてしまおうと考案された治療です。
初診で先生に診察していただいた時に
「人によるけどかなり熱いかもしれない。」
と言われていたのでちょっとドキドキしながら話を聞き
初診から約3週間。
ついに1回目がやってきました。
初回のみ一泊の入院が必要で血液検査やら心電図などなど一通り検査を受けて時間になるまではお部屋で休憩。
ついに温熱療法の時間がやってきました。
ドキドキ。
(ガンになってから怖がりになりました。そこまで深く考えず受けた検査が激痛だったり、逆に痛いよ。と言われて受けた検査が全然痛くなかったり。いつも、予想が出来ませーん)
MRIのような温熱療法の機械に仰向けでブイーーンと入って肝臓あたりに背面とお腹の面にウォーターベッドのような素材の丸い物に体を挟まれます。一回40分です!
パンパンに固くなって前に突き出ししている私の肝臓。挟まれた瞬間じわじわと
痛かった…
痛っ!という感じではなく
痛いんですけど……
私しばらくこのままで耐えられるのかな…
という感じで
機械の温度が徐々に上がってきました。
熱いけどなんとか耐えられる熱さ。
だんだん熱いのが肝臓付近ではなく内臓付近全体になってきて
上半身が熱い!
手も熱い!!
頭まで熱い!!!
でも冷え冷えのタオルを持ってきてくれたので気が紛れました。
療法士さんが2人いたのですが、2人ともめちゃくちゃ良い方で楽しく話が出来てしばらく耐えられたのですが
だんだん話をしても圧迫感が痛くて楽しい話でも気が紛れなくなり、20分で一旦機会を止めてもらう事に。
お水をのんだり冷たいタオルで冷やしたりしながら少し休憩。
療法士さんが
「どういう体勢が普段は楽??」と聞いてくださったので、迷わず「右下の横向!」
と答えると機会を回転させてくださって
(そんなの出来るんや!)
横向でリベンジ
また療法士さんと楽しくおしゃべりしながら温めてもらいながらだったのですがやっぱり長くは耐えられずトータル30分のところでギブアップ!
起き上がった瞬間
吐き気が起こって、そのまま嘔吐。
(療法士さんごめんなさい)
終わった後は運動会の後とかプールの後のような疲労感があり、そのまま爆睡。
起きてかなちゃんに、
「こんなに圧迫感あるんやったら次から受けるのが怖い。本当は8回1セットだけど1回分だけ支払いさせてもらって辞めとこうかなぁ」
と相談したら、
「別に40分頑張って受けようと思うからしんどいんじゃ無い??疲労感があるのも、嘔吐したのも何かしら効果がある印じゃないかな??」と言われて
「そっか、20分で切ってもらったとしても少しでも癌が縮小する可能性があるなら受けて見よう!」
という気持ちになれました。
療法士さんが本当に良い方達だったので
「痛い」「もう無理」が言いやすいし
楽しい会話もできるし続ける事にしました。
以上温熱療法初回の体験談でした
次は年明けです
どきどき
その日リオはタケルのおばあちゃんに映画と遊びに連れて行ってもらいました
買ってもらったシールも、遊ばせてもらったゲームセンターのゲームも大喜び!!
ちゃこばぁば、ありがとう