今回、紹介する真空管は6AU6(3AU6/4AU6/12AU6) です。

6AU6については既に2015年に「ジャンク・コーナー(真空管編)」で紹介していますので、再投稿となります。

 

 

下記の写真はNECなどの中古品の6AU6です。

 

 

こちらはヒーター電圧が12.6Vの12AU6で、全て中古品ですが日立製の通信用のものです。

 

 

 6AU6は、シャープ・カットオフRF用5極管。元々は高周波用の真空管のようですが、低周波増幅用としても多用された7ピンのMT管です。昔は、オーディオ用として低雑音のHiFi低周波増幅用が発売されていました。テレビやラジオでも多く使用されていたためか、ヒーター規格の異なる3V管、4V管、12V管などのトランス・レス用の球もあります。

 

 昔、高校生だった頃、6AU6で高一ラジオや、0--1といった短波ラジオを良く作っていました。最近は真空管ラジオを作っていませんが、また真空管のラジオを作ってみたいと思っています。

 

 さて、6AU6ですが、7ピンのMT管と言うこともあるためか、ラジオ管とかで嫌う方が多いのでしょうか・・・最近ではあまり真空管アンプでの使用例がありません。

 しかし、この6AU6、見た目は小さくて面白みがないかもしれませんが、アンプの電圧増幅用としては、非常に優れた真空管だと思います。5極管の中でも優秀な球で、見た目さえ気にしなければWE300Bの91Bタイプのドライブ管としてWE310Aの代わりにも使用出来る球だと私は思っています。GT管の6SJ7や、9ピンMT管の6267などの代用としても十分使用できます。

また、3極管接続にした場合、増幅率はμ=36で、rpは7.5KΩですので使いやすい球だと思います。

(3極管接続にするとアンプで多く使用される12AU7の半ユニットに少しだけ近い特性になります)

 

詳しい規格表はこちらを見てください。

http://tubedata.jp/sheets/127/6/6AU6.pdf

 

 これまで、私のアンプでは、この6AU6をドライブ管として多くのアンプを作りました。シングル・アンプなら2A3や、45などバイアスが結構深い出力管でも、6AU6が1本あれば十分なドライブ電圧を取り出すことが出来ます。古典管の2A3や、45300Bなどの3極管は、3極管でドライブしなければダメと、おっしゃるマニアが多いようですが、5極管1本でシンプルにドライブしたシングル・アンプは音に余裕があり、芯のしっかりした音のアンプが出来るように私は経験上、感じます。

 この6AU6は、オーディオ用として、ぜひ見直して欲しい真空管の一つです。

6AU6をお持ちの方はぜひ、お使いになってみては、いかがでしょうか。

 

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。 (^^♪