みなさん こんにちは。

 

東京はいいお天気で、

夏の暑さになっています。

 

まだ、梅雨の気配は感じられませんね。

どんな夏になるのでしょうか?

 

 

 

さて

娘ともうすぐ3歳になるおちびさんが、

会社と保育園へ向けて出ていきました。

 

 

父と母の代からの古い家を立て替えました。

娘一家との新しい二世帯住宅になって、

4か月が経ちました。

 

 

若い夫婦と小さい子どものいる家族から、

学ぶことがたくさんあります。

 

一般のばあばの目線とはひと味違った、

私だけの新しい発見があります。

 

 

 

平成の始めに結婚しました。

まもなく娘が生まれました。

 

そして、なんと

その翌年に

病気で夫が旅立ってしまいました。

 

娘は生後10か月でした。

 

何がなんだかわかりませんでした。

 

 

 

私の子育ては、ほとんど最初から

母親一人でスタートしました。

 

私の実家に二世帯として同居しましたので、

世間一般の、母一人子一人のイメージよりは

ずいぶん恵まれていたと思います。

 

でも、幼稚園、小学校の頃までは、

父親不在ということは、まだまだマイノリティーでした。

 

 

その後、時代は流れて、

離婚されるご家庭も多くなりましたからね。

今では感覚も違うのでしょうか。

 

 

ご夫婦二人おいでだったら、どんなふうなんだろう?

いつも思っていました。

 

外から見ているとね、

どこのご家庭もパパがいて幸せそうでした。

 

 

でも、30年の月日が流れる間に

幼稚園の頃あれほどうらやましく思ったご家庭が、

次々と離婚されていきました。

 

両方の親が年をとってきて

介護の問題が持ち上がるにつれ、

もめごとが多くなっているご夫婦も見てきました。

 

 

そっか。

 

つれあいがいるってことは、

たいへんも倍になるのか。

 

 

 

そして、娘夫婦との二世帯住宅になりました。

 

まったく別々の生活ですが、

娘もおちびさんも、

こちらに自由に出入りしています。

 

夫婦二人がいて、子どもが生まれる。

それがどういうものなのか。

 

それを初めて実感しているところです。

 

 

 

あれほど苦労して寝かしつけた!

ちょうどその瞬間にパパが帰宅。

 

おちびさん起きてきて、興奮する。

そのおかげで朝はぐずって起きず、

保育園はぎりぎり!

 

 

パパがいるということは、

パパの実家とのかかわり合いも

ずーっとあるということですね。

もれなくついてくる。

 

あちらの兄弟姉妹の家族とのかかわりもね。

 

これもやっかいなものですね。

 

 

なるほどね

 

つれあいがいれば、やっかいなことも倍になる。

そういうこともあるんだね。

 

そっか。

 

 

 

自分に限った経験から感じた私見にすぎません。

ほどほどに聞き流してくださいね。

 

経済的なこと、子どもを任せられる人が必要

そういうことに関しては、

ほかに頼れる人や機関があれば、

パパでなくても案外大丈夫。

 

急な子どもの病気のときなどは、

おろおろしちゃうパパよりも、

子育て経験のある女性のほうが頼りになります。

 

もちろん、私個人の私見にすぎませんよ。

 

 

 

でね、じゃあ、

「夫」が必要なわけって?

 

体験できなかった私にとっては、

そこが一番わからなかったのです。

 

 

夫をおくってから33年が経ちました。

アラカンまできて、

私なりにちょっとわかってきたことがあります。

 

 

「子どもをより進化させるため」

これは、大切な一つの理由じゃないの?

 

 

 

どのご家庭にも、

その親族特有のクセというか、

一つ二つの偏りみたいなものがあるじゃないですか。

 

胃が弱いとか、そういう身体的なこと

 

文化的とか現実的とか

生き方のおおまかな傾向

 

何にお金を使うか

そういう嗜好的なこと

 

などなど。

 

そこに属している人にはわかりません。

だって、みんなそうだから。

親戚も似たようなものです。

 

それが当たり前になっています。

 

 

でもね、時代は変わり続けるのです。

そのスピードはどんどん速くなっています。

 

今の時代に求められる人も変わっていきます。

 

それについていけるように

適応していけるように

新しい因子を取り入れるのですね。

 

 

全く違う環境で育って、

全く違う遺伝子を持った人

その人が入ってくるのです。

 

それが結婚ですね。

 

 

妻も夫もお互いに

今まで体験してこなかった因子ですから、

双方イラッとしたり、

ガマンできないことも多い。

 

ご夫婦は、

正反対な人同士がペアーになっていることも多いですからね。

この世で一番合わない人を選んだ?

そんな感じもするでしょう。

 

 

でもね、そこに子どもが生まれます。

 

その子から見るとね、

 

全く違う父と母。

その二人が合わさると、全丸。

 

みごとな真ん丸になるのですよ。

 

あらゆる要素を取り入れることができる。

 

 

相反する親同士は反発することばかりでも、

それをすべて吸収して育つ子どもは、

オールマイティーになります。

 

 

 

つまりね

まだ見ぬ未来に向けて、

万全の抵抗力を持つことができるのです。

 

 

これこそが、進化ってヤツなのかな

 

そう思うのですよ。

 

 

連れ合いがいない子育てを体験したからこそ、

客観的にそう思うのですよ。

 

 

 

父と母も正反対なところがありました。

 

二人とも90歳を超える長寿でしたが、

最後までお互いの違和感は消えてなさそうでした。

 

 

あの両親を選んだ、そのわけも、

アラカンにしてやっとわかった

そんな気がしているのですよ。

 

 

 

二人の男女が出会って、結婚までこぎつけた。

そこに子どもまで生まれた。

 

この神秘はね、

 

きっと

人類の進化にお役に立っている

 

 

そんなことを思うアラカンなのですよ。

 

 

 

 

がんばっている人も

 

がんばれない人も

 

がんばらないようにがんばる人も

 

 

今日も、ありがとうございます。