昨日はとあるプロジェクトのレコーディングがありました。
そして久しぶりにレコーディングスタジオに行って、レコーディングブースで録音してきました!
新型コロナウイルスが出てきてからは、ボーカルのテイクはほとんど宅録で行っていたので、久々のスタジオテイクにテンション上がりました!
レコーディングって自分の声に向き合えるから楽しいですよね。
自分のダメなところがはっきりとわかってしまうので、それはそれで辛くなったりするんですが、それでも歌を歌える喜びの方が勝るので、結果テンションめっちゃあがります(笑)
あーだこーだとアイデアを出し合いながら、曲に向き合って、表現して、それを録音する。
その成果をエンジニアさんに簡易的なミックスをしてもらってみんなで聴くあの瞬間がたまらんのですよね。
特に昨日のレコーディングのようにデュエットとなると、お互いの表現が重なり合う瞬間を見つけることができて至福です。
ちなみに、今回のプロジェクトはプロデューサーで、コンポーザーのAde Govindaさんとのプロジェクトで、彼が作詞作曲した楽曲「Tanpa Batas Waktu」(邦題:時を超えて)の日本語バージョンを制作させてもらいました。
この楽曲は現在インドネシアのテレビドラマ「Ikatan Cinta」の主題歌として起用されて大ヒットを記録している楽曲で、ラジオでも頻繁にオンエアされています。
耳と心に残るメロディー、楽曲の雰囲気は日本のひと昔前のJ-POPを彷彿とさせるものでもあると感じました。
Adeさん自身はビートルズの大ファンを公言しており、この楽曲も敢えて流行りには乗らずに、インドネシアの人が聞いても「懐かしい」と感じてもらえる楽曲を目指したと話していました。
そんなヒット中の曲を、「Chintya Gabriella」という女性ボーカリストと歌わせてもらいました。
このシンティアちゃん、若干21歳にして、インスタグラムのフォロワーがまさかの150万人。
*凄過ぎて、笑ける。
メダンという街の出身で、2015年頃から楽曲のカバー動画を投稿していて、その素晴らしい声とかわいらしい容姿でどんどんとフォロワーが増えていき、やがてその動画の一つが「Anji」という人気アーティストの目に留まり、現在はその彼のレーベルに所属するアーティストとして活動しています。
現代のサクセスストーリーですよね。
本当にSNSを介して、こうしてスターが誕生していくんだなと最近すごく感じています。
そんなシンティアちゃんのインスタグラムをどうぞ。
そんなシンティアちゃんですが、普段は物静かな、とてもおっとりとした子です。
ただブースに入って歌を歌うと別人のように集中力を高めて、楽曲を歌い上げていました。
流石。
そんな僕ら三人のコラボーレーションは近日公開です。
どうぞお楽しみに。
インドネシアポップス/ロックを日本語で楽しんでいただける企画「#VersiHIRO」を初めて、これまで3本作ってきましたが、直近の2本は10万回再生を突破することができました。
10万回再生は一つの指標にしていたので、思ったよりも早く達成することができてほっとしています。
今回の日本語バージョンの制作もこの取り組みが繋がったものでもあるので、僕自身取り組みの方向性は間違っていなかったなと実感しています。
この「日本語バージョン」の制作が増えてくれば、僕自身もこれまで交流のなかったようなアーティストやミュージシャンと出会えるメリットがあるのはもちろんのこと、様々なインドネシアの楽曲が日本人の皆さんに楽しんでもらえるようになると思うので、今のところ良いことしかありません。
これからはその制作のプロセスなんかも、どんどん公開していけたらと考えていますのでお楽しみに。
いつか、インドネシアポップス・ロックの日本語バージョンでコンピレーションアルバムを作れたらいいなと密かに企んでおります。実現できるように頑張ります。し、どうぞ応援宜しくお願い致します!
それでは、みなさんにとって今日が昨日よりちょっとでも良い日でありますように。
ひろ。
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