昨日は 八千代座 で お手伝い。
中村勘九郎さん 七之助さん。
昼の部 夜の部 の 二回公演 でした。
どちらも満員でした。
わたしは いつもの6ゲート、2階のお席の担当。
急な階段を必死に上がって来られるお客様をお迎えするところから始まります。
お客様をお席までご案内する仕事。
お客様のチケットに書かれた 座席番号、小さな文字を、メガネを外して見ます。
メガネを外すと皆さん笑われる。
心当たりがおありなのでしょう。
何か他に方法はないものかと、
「お席の番号をお聞きしてもよろしいでしょうか」
と、読んでいただけば スムーズにいく!
これは名案!
と思いましたが、お客様も同じく見えないんですもの、失敗に終わりました。
公演の最初は トークショーから。
口上とは違い、若さ溢れる軽快なおしゃべり。
さくら湯に行った話やら、ラーメンを食べに行った話やら、勘九郎さんは 数年前に N H K 大河ドラマ「いだてん」に出演されましたが、隣町出身の金栗四三のお墓参りもされたそうです。
次に続く 踊りや牛若丸弁慶のお芝居の解説もされていたのでわかりやすかったのではないでしょうか。
弁慶に扮した勘九郎さんが花道に現れると歓声が!
間近で見られるのが八千代座の良さです。
わたしはもちろん見られません。
でも、たまに、花道から登場する役者さんがスタンバイされているレアな姿を2階から垣間見ることもあり、ラッキー!とおもうのですけどね!
二公演だったので 10時から7時まで働きました。
座っている時間も多かったですが 身体中痛くなりました。
(追記)
よいお話を書き忘れていました。
山鹿で有名な渋うちわ
20年前に 勘三郎さんが八千代座に来られたときに 渋うちわ に サインをしてくださったそうです。
次回 八千代座に来られたときに 販売するお約束をしていたそうですが その後 勘三郎さんは急逝され 渋うちわは そのままお蔵入りとなったそうです。
そのうちわ、今回 13回忌 の公演で販売することになったそうです。
粋な話です。
わたしも買いたいなあと思いながらそういうわけにもいかず。
お話だけ楽しみました。