年数も経ちチョイノリのフォークシールも割れたり亀裂が入ったりでアウターからズレ落ちて来た、
シール単体でパーツの購入が出来ない為に他車からの流用を考える、
そこでモンキーの物を使う事に決定、
モンキーのフォークはバラバラに出来る為にパーツも単体で購入出来る、
注文するのは7番のパーツ。
 
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来たのがこのパーツ2個。
 
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チョイノリのシールと比べて見ると、
全長はモンキーの方が長いですね。
 
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外形も大きくモンキーの方がゴツイ感じです。
 
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古いチョイノリのシールはカッターで切り落として、
 
早速組んで見る、心配していたのはブレーキ側のブレーキパネルの位置決め用の足を上手く
通せるかだったんです。
 
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シールの内面にたっぷりグリスを塗って、
位置決めの足をマイナスドライバーでシールの穴を広げる感じで通したら、
結構簡単に通りましたね。
 
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反対側は何の問題も無く組み込み出来ます、
左右組んだのですが、
あんまりシックリ来ないなぁ~!
 
アウターに対して少し緩め、
問題は上下に結構な遊びが出来る、これ何とかしないとですね!
 
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何で上下に遊びが出るのか、
アウターに位置決めの為に出っ張り(凸)がありますね
 
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シールの内径側にも出っ張り(凸)があります、
穴の奥に四角い出っ張りが見えますか?
 
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アウターの出っ張りを跨いでシールの出っ張りがアウターの出っ張りに引っかかるって感じで収まり、
遊びが無くなり位置決め出来るんですね、
 
チョイノリのシールとモンキーのシールとでは、この出っ張りの位置はどれぐらい違うのか?
測って見たら、モンキーシールの方か5mm長い、
だからモンキーシールをそのまま組むとこの5mm分上下に遊びが出るんですね、
対策しないと!
 
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どぉ~するか??
単純にアウターの出っ張りを5mm増やせばいい事、
何か良い物は・・・
その辺りを探したら、いいのが在りました!
 
スプレー缶のフタ!
 
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これ、
内径32mmぐらいで、厚みが1mm、柔らかいし加工も簡単かな、
 
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5mm増やすので5mm幅に切って見る、
ハサミで簡単に切れました、
こんなパーツを作成。
 
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アウターの出っ張りを5mm増やします、
アウターに被せて。
 
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しっかり固定したいので、
ビニールテープで巻きます、
これでモンキーシールの寸法になったわけですね。
 
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シールを組んで見る、
良い感じですね、上下の遊びは無くなりました、
クルクルとは回りますがズレ落ちる事は無いでしょい。
 
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作業結果報告、
 
チョイノリにモンキーのフォークシールは使えます、
 
使用部品はホンダ純正のモンキーゴリラ用、
 
品番は 51503-165-003 2個、
 
値段は¥700×2個、
 
少しの簡単な工夫が必要です、
 
割れてヒビヒビのシールよりは絶対良いと思います、
これで様子見ですね、ズレ落ちしないといいけど。