2021年も残すところあとわずか。

あと何日かで今年も終わる…タイミングで、いつか行こうと思っていた元伊勢三社へ行ってきました。

はじめは外宮、豊受大神社です。

京都府丹波地方、福知山市北部の大江町にある、由緒正し神社です。

「元伊勢」といえば、今年の春先に行った丹後宮津の籠神社・真名井神社も同じ言われでした。

神道において、伊勢神宮は特別なのでしょう。

駐車場からほど近い階段を登ってゆきます。

ここも手水舎には龍があしらわれています。

天然の木がそのまま使われている「黒木鳥居」。皮も剥かず、ほとんど加工されていません。

こちらは札納所。年末らしく、一年の感謝を神さまに報告する方々の思いが偲ばれます。

いよいよ境内に入ってゆきます。

摂社・末社の数が、とても多いです。

ひとつひとつに、それぞれ名前が刻まれています。

こちらの本殿は茅葺き屋根のようです。

裏手に、とても存在感のある2本のご神木が。

こちらは螺旋を描きながら天へ昇る龍をイメージした「登龍の桧」と呼ばれているそうです。

こちらはまっすぐ上に伸びる「登龍の杉」。樹齢は1500年を越えているとのことです。

拝殿から本殿を望みます。

宮司さんは不在でしたが、きれいに飾り付けられ、お酒などもたくさん供えられていました。

日本人の良識にホッとさせられます。

茅葺き屋根を保存するための活動について記されています。

同じ丹波地方には茅葺きの里で有名な美山があります。雪深いこの地では、古くから受け継がれていた伝統的建築法なのでしょう。


ちょっとはしょり気味ですが、次は内宮についてのリポートです。