高砂市にある石の宝殿ですが、あの突起がどこへ向いているかを考察します。
グーグルマップの画像で見ると、西北西を向いているようです。
なるほど、この石を削り出した神さまたちは、このトンガリを自分たちが来た出雲に向けて作ったのかと納得できます。
石の宝殿がある山は丸ごと巨大な一枚岩であることを確かめてきましたが、その岩を加工して、何か巨大な建造物を作る途中で作業を中断されたままになったのではないか? という考えが浮かびます。
一枚岩で作った巨大建造物といえばスフィンクスでしょう。グラハム・ハンコック氏によれば周囲のピラミッドよりはるか以前から存在しており、ノアの洪水によって侵食されたあとが見受けられるとのことです。また本来はライオンの像であり、1万2千年前の春分の日、東から獅子座が登っていたことを示しているというのです。
後代の為政者が自分たちの力を示すため、頭の部分だけ別の石を積んで加工し直し、自分たちの時代に合わせた人の顔に作り変えたとも。
日ユ同祖論者の酒井将軍氏によれば、スフィンクスの目は同じ緯度にある遠く離れた東の果て・日本を見つめており、約束のメシアが日本に登場すると主張しています。作られた当時は今と地軸の傾きが違い、赤道がズレていたというのです。
たしかに真東からほんのわずか北に向いているようにも見えます。
スフィンクスがあるのは北緯29度。仮に北緯29度線がほんのわずかに右肩上がりとなれば、日本列島を通過しそうです。

ところで、石の宝殿から西北西にのびる線の先に何があるか?地球儀で確かめてみました。
兵庫県高砂市から島根県出雲市を通るラインを表現しました。日本では西北西-東南東の直線となり、地球全体のほぼど真ん中・赤道に見立て、輪ゴムが左右に逃げない位置にくくりつけました。
石の宝殿から出雲を越えた先は、偶然なのかソウルとペキンもライン上にあります。
中国大陸の内陸、敦煌あたりからモンゴルとの国境付近を通り、弓月の国があったキルギス共和国も通過します。…西北西を指していた線が、いつの間にか西南西に曲がって来ているような…?
なんと!エジプトのカイロやや南を通りました。その手間にはイスラエルも通過しています。奥は、トンブクトゥまで到達してますか?
途中カスピ海を横切る他はほぼ陸地。これはほぼそのままシルクロードなんじゃないでしょうか?
地球儀と違って地球は真球ではないと言われます。この地球儀も小さくて正確性に疑問がありますし、くくった輪ゴムもズレているかもしれませんが、エジプトやイスラエルから日本を最短ルートで目指した陸路がシルクロードであったことは間違いなさそうです。
石の宝殿はズバリ、自分たちがどこから来たかを指している。すなわち出雲であり、シルクロードであり、イスラエル・エジプトであると。
このゴムを巻く実験、皆さんもぜひやってみてください。

エジプトのライオン像が東に伝わり、イスラエルで玉座のライオン像、日本で狛犬となったとすれば、スフィンクスも対となるもう一体の巨大な一枚岩の像があるはずです。
それがここ、高砂の竜山を丸ごと加工して、巨大な像を建造しようとしたのではないでしょうか?
播磨国…エフライム族の象徴である、牛かユニコーンの像を。
そのために正面はこっちだと、最初に付けた矢印が、石の宝殿であった! 考えすぎでしょうか。
このなだらかな岩山が、ひょっとしたら巨大な牛の像になる予定であった??