郡上おどりって知ってますか?
岐阜県、郡上市八幡町で行われる、伝統のある盆踊りです。
実は、偉そうに書いていながら、ヨシダもナマで見たことはないのです。
あくまでも映像、伝聞ですけど、夜通し行われる踊りは、神秘的、幻想的でもあり、それは、子供のころ、親に手を引かれて行った近くの不動尊の縁日や、大鳥神社の秋祭り、酉の市で感じた、不思議で、ちょっと怖くて、でも心が躍る、そんな記憶と重なるイメージがあります。
そして、郡上八幡は、水資源にも恵まれた土地でもあります。
水に対する思い入れは、アンドレイ・タルコフスキーの映画を愛する人には、相通じるものがあると思います。
いつか行きたいと思いつつ、BKライン以外の並ぶことと、ブレークダウン以外のごった返した人混みが、大っ嫌いな性分が、実現を遠ざけているのです。
で、きょうは、盆踊りのおはなしではありません。
郡上おどりではなく、郡上ラグビーのはなしなのです。
「郡上グローバル ラグビー女子セブンズ大会」
こんなタイトルのイベントが、今月22、23日と、郡上市で行われるのです。
こんなおはなしを教えてくれたのが、写真の酒井宏之くん。
見た目は、日活が往年のアクション映画を復活させたら、殺し屋の2番手くらいの風貌? ですが、ラグビーをこよなく愛する男です。
「日活じゃ、なんもわからん」という人には、大東文化大、リコーでCTBとして活躍して、引退後は、ときには中大コーチ、ときには俳優という異色の人物と紹介しておきましょう。
その酒井くんが、企画、運営などで協力しているのが、郡上を舞台に行われるラグビー大会なのです。
詳しくは、リンクを貼っておきますが、三重を拠点にする強豪パールズや、清宮克幸&小野沢宏時という強力タッグで今年、静岡で発足したアザレアセブンズらに加えて、東京五輪出場をめざすコロンビア、マダガスカルの女子代表らが参加予定です。
日本の原風景ともいえる郡上八幡と南米、アフリカという異色の関係ですが、実は郡上市が、来年の東京五輪へ向けて、この2カ国の女子代表とホストタウン登録を締結したのです。
昨年も開催された大会ですが、その締結や、ワールドカップへ向けてラグビーを通じて発信をしていきたい地元の思いが契機となって、今年はボリュームアップした内容で開催されるのです。
ゲストには、そのアザレア生みの親でもある清宮氏や、吉田義人さんも運営するサムライセブンを引き連れて参加する予定です。もちろん、地元の誇り、郡上おどりもお披露目されるそうです。
で、酒井くんなのですが、イベント以外にも郡上でのラグビーに力を注ぐそうです。
五輪イヤーの来年へ向けて、女子セブンズチーム「郡上Abeja」を立ち上げ、GM兼監督に就任。豊かな文化と水資源に恵まれた土地でラグビーを盛り上げていく計画です。
すでに5月末に初めてのセレクションテストを行い2人の選手と契約を結び、2期生も募集していく方針です。
ちなみに、酒井くんは8月にはマダガスカルに渡り、代表をコーチすることも検討されているようです。
東京五輪のマダガスカル代表ベンチで、怖い顔したサカイ監督が見れるかも知れませんね。
まずは、23日に開催される郡上での国際大会。
旅とラグビーとコロンビア美人を愛する人は郡上八幡に集合!
http://sakai.blog.players.tv/article/186100402.html
https://www.gujokankou.com/event/01hachiman/1691.html