【葬儀よもや話】#41 靴の踵問題 | 小野寛史のブログ

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ジャズギタリストで葬儀屋さんの人。
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【リーダーライブ】
2024.2.14
2024.4.26
オルガントリオ!
西川直人org
木村紘dr

曲がりなりにも葬儀屋なので

身内や、仲間の葬儀に出る時はちゃんとしたいものなのですが、


我々も一般市民なので突然の訃報で慌てるのです。


喪服のサイズが合わなくなったから買わなきゃ!!とか、

カビが生えてたから買わなきゃ!とか、

家族の分の服とか靴がないから買わなきゃ!とかです。


気持ちはついて行っても物がないのです。

ソフトは良くてもハードがないみたいな。


我々がこうなので一般の方はもっと大変なことでしょう。





一つだけ気をつけて欲しいことがあります。


靴です。



喪服はサイズアウトしても

足はなかなかサイズアウトしないことでしょう。


服は新品で靴は随分前のやつ

みたいな



ここで問題なのが

靴底って経年劣化して加水分解されるようなのです。

輪ゴムをほっとくと切れやすくなるみたいな。



つまり、

靴底がボロボロ落ちていくのです。



これ、

結構多くの方がこの被害に遭っていて、

実際現場でも良くみます。



式場中に黒いポロポロした物体が落ちてるんです。

拾おうとしても手の中で崩れるくらいポロポロしてます。


踏んじゃって絨毯に刷り込んだら取れません。


靴底の一部がどんどん無くなっていっているわけなので歩くの危ないですし、



靴を経年劣化するくらい長く保管するような方なので高齢の方が多いのですが、余計危ないですよね。



これは起こってしまうとなかなか大変で、


・伝えるのが忍びない

そもそも、恥ずかしいですよね。


・伝えたところで替の靴など無い

靴のスペアなんて持ち歩いて無いですよね。

貸せるものでも無いし。


・でも動かれると困る

転倒したら大変。

掃除が大変。

絨毯の時は踏まれると落ちない。





黒い物体が式場に落ちていると

式場の管理の方々はピリピリ

スタッフは掃除

お客さんは恥ずかしい

小野は平謝り


そんな、もうどうしようもないカオスな状況になるので

気をつけましょう。


式場管理の人、マジで怖いですから。

人によるけど。







次回リーダーライブのお知らせ!

2/14
小野ヒロフミオルガントリオ!
小野ヒロフミGt
西川直人org
木村紘dr
国分寺M’s