令和6年5月21日(火)

前回⑤に続きますと書いたのですが、妻籠宿に戻るので番外編とさせて頂きます🙇‍♂️

14:02

中山道から馬籠宿を振返り📸

妻籠に戻る前に空腹を満たします💦

先ずは、飛騨牛コロッケ😄

そして、五平餅を買いました

馬籠の五平餅は串団子形でしたびっくり

夕食も近いので、これで昼食とする事にしました

コロッケは価格通りの美味さで、五平餅は価格以上の美味さでしたウインク

ベンチが空いたので、バスの時間までノンビリと時を過ごします

江戸時代の旅人も同じ様に此の景色を愛でたのでしょうか?

中山道馬籠宿道標

江戸へ八十里半

京へ五十二里半

思った以上に京が近づいています∑(゚Д゚)

まだ約210kmも残していますが、自分を褒めてやりたい気持ちと、今回予定していた目的地まで歩かない事を決めた自分を詰る気持ちが半々でした

バス停に来ましたが、まだ暫く時間があるので近隣の風景の写真を撮りました📸

田植えを終えた水田と、これから田植えが始まる田圃が見えます

此方で何百年と繰り返された営みなんだと思うと、感慨深いモノがあります

反対側には馬籠に根付いてきた人々の住まいが見えています


14:55

再び京へ向かう為に此の場所に戻って来るまで👋

15:27

妻籠に戻って来ました

季節外れの鯉幟🎏ですが、蘭川と共に出迎えてくれた様で嬉しく思いました

妻籠バス停

明日は此処から南木曽駅に向かいます

澤田屋

「柿と栗」と「栗きんとん」を単品で買い、土産の試食をします

店内で頂きました

店の方の話だと日持ちが七日なので、土産は明日買って帰る事にします

美味しかったです照れ

15:50

時間より少し早いのですが、「松代屋」さんにチェックインします

入って左手が帳場

昭和48年座頭市 勝新太郎の写真が飾られていますびっくり

部屋に通されると松代屋 案内がありました

部屋は一階の1番奥の部屋で隣の部屋とは襖一枚だけですが、隣の部屋にはお客さんは居ませんでした


宿主さんから、妻籠宿の割引券を頂きました

夕食まで時間もあったので、奥谷脇本陣(林家住宅)へと向かいます👟

16:03

国重要文化財 林家住宅(脇本陣 奥谷)

奥谷は屋号で、林家が代々奥本陣を勤めていました

明治天皇 妻籠宿 御小休所碑

入口の右手に侍門あります

一間一戸薬医門、桟瓦葺、左右袖壁、鯱左右一対

では入場します💨


脇本陣内の写真はガイドさんに「数名のブロ友さんしか交流のないブログに掲載させて頂いても大丈夫ですか?」と、事前に許可を得ています爆笑

囲炉裏の間

女性のガイドさんが、最初に案内してくれたのが囲炉裏の間です

足置きがある場所が主人の場所で、家族(父母や奥方や子供達)は其々に場所が決められています

現代なら差別だと大騒ぎでしょうねニヤリ

でも、良い意味で家庭でも年功序列を教えていた。と思いますが…差別ではなくて、区別だと


一般家庭でも此方ほど厳密ではありませんが、昭和の時代にはこの様な制度があった様に思います

何かあると明治生まれの祖母から、「あんたは総領(長男)じゃから…。」と言われていた記憶があります💦


ガイドさんが、囲炉裏に火をつけますか?と、言ってくれたのですが、他に入場者も居なかったので申し訳ない気がして、お断りしました


後でブロ友さんのブログを拝見して、この判断を後悔する事になります

ブロ友さんの撮られた、囲炉裏から出る煙に天窓から射す日の光が当たる光景がとても幻想的で素晴らしかったのでガーン

(見頃は冬場の様で、今の季節は太陽が高く綺麗な斜光は望めないそうです)

囲炉裏の間 側の板壁

木曽五木の禁制が解かれて、明治十年(1877)に総檜造りで立替られたのが現在の建物です

元々は新築なので白っぽかったと思いますが、長年囲炉裏の煙で燻られ、磨きぬかれた板壁は見事に黒光りしています👍

しかし、上の方は背が足りなくて拭けていないそうで、光沢は有りませんでした

大広間

向こうより、上段の間、宝の間、竹の間の三間が客間として使われていました


竹の間の欄間は竹の葉と雀👍

小さくて見辛いですが、隠釘は雀です

左手は囲炉裏の間で、右手は庭です

此方の障子は、建てられた時から残っているそうです

目線の高さに合わせてガラス窓が造られています

このガラス窓は凹凸があり、壊れると二度と同じ物は造らない貴重なガラス窓ですびっくり

床間

床間

其々の間に暖を取れる様に掘り炬燵があります

宝の間の欄間

打出の小槌と福袋(宝の入った巾着?)

隠釘は宝の入った巾着💰

欄間も見て楽しめました照れ

上段の間

1880年6月28日明治天皇が休憩で立ち寄られました

薬医門より庭を通り赤絨毯の上を乗馬靴のまま、折りたたみ椅子に座り、お茶を一服楽しまれた様です

この机には「頭を打つのは失礼だから」という理由で釘は1本も使われていませんびっくり

島崎藤村の初恋の人、「ゆふ」さんへ送った直筆の書

彼女は、馬籠宿本陣の島崎家と関係が深かった大脇家(屋号大黒屋)の四女で14歳で此方に嫁いで来ました

庭を📸

「鷺娘」醸造元 長野縣木曽吾妻村 奥谷吟醸

鷺娘 案内板

山じゃ御嶽 景色じゃ寝覚 酒じゃ奥谷の鷺娘♪

宣伝歌、今で言うCMソングのはしりでしょうか?

近年では、地域興しの一環として、復刻されている様ですが…詳しくは知りません🙇‍♂️

この様な取組は素晴らしいと思いますd(^_^o)

井戸

美味しい水と米が有れば、銘酒は生まれるのだと思いますウインク

海鼠壁の土蔵

向こうに妻籠城跡が見えますびっくり

次回は、南木曽町博物館 歴史資料館からになります照れ


番外編 妻籠リターン②に続きます💨